ファースト住建の株主優待

ファースト住建(8917)は、建築工事及び土木工事の設計やコンサルティング、不動産売買等をおこなっている企業です。

不動産企業の株主優待と言えば・・・ということで、ファースト住建は期待を裏切りません。

株主優待ファン恒例の優待品が期待できる企業です。

そんな、ファースト住建の株主優待制度、クロス取引手数料、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

投資メモ

低価格を武器に戸建て住宅およびマンション開発の事業を展開
住まいづくりを基盤に、不動産業全体に幅広く関与しており、独自の設計と建設手法に特徴

  • 戸建て住宅事業: 注文住宅と分譲住宅の開発・販売を
    顧客のライフスタイルに合わせたデザイン性の高い住宅を提供、コストパフォーマンスに優れた商品展開
  • マンション事業: 都市部を中心にマンションの開発・販売、リノベーションによる中古マンションの販売
  • 不動産関連サービス: 不動産の管理や仲介、賃貸事業も展開、資産管理や運用を含めた総合的なサービスを提供

ファースト住建(8917)は、戸建て住宅の開発と販売を基軸としながら、マンション事業や不動産仲介事業など、幅広い事業ポートフォリオを持っているため、安定した収益基盤を確保しています。2023年の業績では売上が堅調に推移、特に住宅市場における需要の高まりを背景に、成長を続けています。

ファースト住建は株主還元にも積極的、2023年には1株あたり43円の配当を発表、安定したキャッシュフローを背景に、今後の拡充にも期待。

ファースト住建(8917)の株主優待

ファースト住建(8917)の株主優待は、期待通りの①QUOカードです。

さらに、大量保有者(といっても300株)には、手延素麺揖保乃糸 食べくらべセット(上級品・特級品・縒つむぎ)が贈呈されます。

さらに300株以上なら②おじゃこのやわ煮(小豆島発 海辺近くの食工房)が貰えます。

優待内容詳細

保有株式数 優待の内容
100株以上 ①QUOカード(500円分)
300株以上 ②おじゃこのやわ煮

ファースト住建(8917)の優待権利日は年2回、4月末と10月末です。

100株保有なら、株主優待でおなじみのQUOカードが貰えます。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須あり

1年以上の継続保有が必須の株主優待制度です。

継続保有の条件

年2回(4月、10月)確定する株主名簿に同じ株主番号で3回以上連続で記載されること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年4月30日」です。

権利付き最終日の「4月25日」までに100株以上の取得が必要です。

ファースト住建に配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ファースト住建の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年4月30日

権利付き最終日:4月25日(金)・・・残り5ヵ月と4日(155日)
逆日歩日数:1日

ファースト住建(8917)の基本情報

情報更新日:2024年10月5日

code8917優待内容優待券
業種不動産業上場市場東証スタンダード 
決算10月 優待月4月、10月
本社兵庫上場年月日2003年9月24日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数16,901,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券

株価更新日:2024年11月21日

21日の終値株価1,003円最低投資額100,300円
最低必要株数100継続保有必須

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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ファースト住建(8917)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-04-251,072-46,900-304,300-257,400529,2006.117.6121.0注意
2023-10-271,151-58,300-225,000-166,700299,7003.09.6122.0
2023-04-261,161-112,100-231,200-119,100323,2003.319.2321.0注意
2022-10-271,100-101,000-204,700-103,700229,4005.017.6122.0注意
2022-04-261,098-82,600-177,100-94,500214,9003.68.8421.0
2021-10-271,254-85,600-237,700-152,100358,2009.010.4322.0
2021-04-271,266-70,600-204,100-133,500401,80043.210.4621.0
2020-10-28990-73,100-137,900-64,800221,6003.458.0322.0
2020-04-27933-66,200-164,500-98,300304,1000.558.0121.0
2019-10-291,289-49,000-153,200-104,200263,1003.410.4122.0
2019-04-231,253-16,700-48,500-31,800206,1001.6510.41121.0
2018-10-261,337-4,100-52,200-48,100145,7000.5511.2122.0
2018-04-241,6540-38,200-38,200161,7003.413.6421.0
2017-10-261,802-400-61,800-61,400109,2001.515.2122.0
2017-04-251,476-22,900-99,700-76,800115,1003.312.0321.0
2016-10-261,339-5,400-94,400-89,000141,4003.011.2121.0
2016-04-251,3181,400-83,800-85,200156,8003.011.2419.0
2015-10-271,391-28,200-137,600-109,400160,8008.711.2319.0
2015-04-241,441-35,700-218,200-182,500238,1002.812.0118.0
2014-10-281,1702,400-43,200-45,600173,30029.69.6419.0
2014-04-241,4953,6005,6002,00032,300118.0
2013-10-281,63918,00013,500-4,50041,6001
2013-04-241,790100,500117,80017,30090,4001
2012-10-2685864,70059,500-5,20030,5001
2012-04-24791106,100102,100-4,00037,0004
2011-10-2660527,80025,900-1,9007,1001
2011-04-2567763,20061,400-1,8009,4004

過去の逆日歩を確認すると、株価の割に高額な逆日歩が発生している事がわかります。
たまに100株保有でも1,000円を超える逆日歩も発生しているので、制度信用クロス取引は、現実的ではありません。

ファースト住建(8917)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(4月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年4月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 4月30日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄は全部で32、クロス可能な貸借銘柄は22、類似優待銘柄は多いですが、注意が必要です。

    4月実施の『優待券』関連銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に3回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2024/04/25:610円 (1日)・・・注意
    • 2023/04/26:330円 (3日)・・・注意
    • 2022/10/27:500円 (1日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証スタンダード 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2024年11月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/20(水)10005,000007004,3007.140
    11/19(火)01004,90010007004,2007.00
    11/18(月)60005,00001006004,4008.330
    11/15(金)1002004,400007003,7006.290
    11/14(木)04004,50001007003,8006.430
    11/13(水)1001004,90002008004,1006.120
    11/12(火)3001,2004,9002002001,0003,9004.90
    11/11(月)1,6001005,8001001,7001,0004,8005.80
    11/08(金)1001,9004,30002002,6001,7001.650
    11/07(木)1,8001006,10030014,2002,8003,3002.180
  5. ファースト住建の発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    最大逆日歩にはなっていませんが、高額な逆日歩が過去2回、逆日歩も今まで20回発生、日数が多い時は危険です。
    • 2024/04/25:610円 (1日)・・・注意
    • 2023/10/27:300円 (1日)
    • 2023/04/26:330円 (3日)・・・注意
    • 2022/10/27:500円 (1日)・・・注意
    • 2022/04/26:360円 (4日)
    • 2021/10/27:900円 (3日)
    • 2021/04/27:4,320円 (6日)
    • 2020/10/28:345円 (3日)
    • 2020/04/27:55円 (1日)
    • 2019/10/29:340円 (1日)
    • 2019/04/23:165円 (11日)
    • 2018/10/26:55円 (1日)
    • 2018/04/24:340円 (4日)
    • 2017/10/26:150円 (1日)
    • 2017/04/25:330円 (3日)
    • 2016/10/26:300円 (1日)
    • 2016/04/25:300円 (4日)
    • 2015/10/27:870円 (3日)
    • 2015/04/24:280円 (1日)
    • 2014/10/28:2,960円 (4日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約10万円
    • 300株:約30万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ○:優待価値では低リスク
    1年以上の継続保有が必須なので、他の優待と比較するとややリスクは下がります。

    優待価値がファースト住建と同じぐらいの銘柄。


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ファースト住建(8917)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の次に大事なファースト住建のクロス取引手数料です。

11月21日の終値、株価1,003円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額10.0万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
14/2522121811218
24/243323212163212
34/236646325336423
44/227757429387527
54/218858433448531
64/189969537499635
74/1710107105415510738
84/1613139137537150
94/1514150148587754
104/1415160158628258
114/1116171169668861
124/1017182179709365
134/9202142118211077
144/8212242228611581
154/7229012184
164/4239512688
174/3249913292
184/227111148104
194/128115153107
203/3129119159111
213/2830123164115
223/2731127170119

ファースト住建の権利付最終日(2025年4月25日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額10.0万円、ファースト住建のクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月21日)から直近の優待権利日(2025年4月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ファースト住建を10.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:10万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(157日分)+プレミアム料645円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(157日分)+プレミアム料
908円=115円+148円+645円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:10万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(157日分)860円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(157日分)
609円=7円+602円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ファースト住建を10.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ21円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
269円=115円+148円+6円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ21円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
249円=100円+143円+6円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料6円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
269円=115円+148円+6円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)6円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)6円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
269円=115円+148円+6円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
13円=7円+6円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
12円=6円+6円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので2日です。

※ファースト住建の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ファースト住建(8917)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ファースト住建(8917)の優待品は、人気のQUOカード
  • 500円のQUOカードなので、手数料負けする可能性が高い
  • 投資金額は10万円前後、1年以上の継続保有必須だが、毎年逆日歩が発生
  • 制度信用クロス取引は、かなりのリスク
  • 逆に一般信用クロス取引なら、株価が低い事が幸いにして、貸株料も安い
  • 1週間以上前から信用売りを保有していても、証券会社によっては100円程度の貸株料

優待クロス取引では、大きな利益は見込めません。

手間暇を考えたら、あまりおすすめできないクロス取引銘柄です。

素直に現物保有したいところだが、株価は低迷中、高額配当銘柄なので、今後の業績に期待。

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