リンクアンドモチベーション株主優待

ソリューション提供企業のリンクアンドモチベーション、株主優待クロスを実践されているなら1度はマネー雑誌等で名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?

株主優待品って自社商品が多いのですが、一個人にビジネス戦略を提供されても意味ありませんよね。

でも、投資家は増えてほしい、そんなリンクアンドモチベーションが持ち出した秘策がQUOカード!だと管理人は思っています。

投資メモ

リンクアンドモチベーション(2170)は、日本初、いや世界初のモチベーションアップで業績アップを狙う経営コンサルティング会社です。
IT・資格取得教室や外国語指導講師、人材紹介・派遣事業やキャリアスクール「アビバ」なども展開中!

リンクアンドモチベーション(2170)の株主優待

QUOカードを優待品にしている企業は多いですが、ここまで金額が高くて種類が豊富な銘柄はまずないでしょう。

優待クロスを実践しているなら是非とも1度は攻略したい優待銘柄です。

優待内容詳細

保有株式数QUOカード優待額
1年以上2年以上3年以上4年以上
1,000株以上2,500円5,000円7,500円10,000円
2,500株以上6,250円12,500円18,750円25,000円
5,000株以上12,500円25,000円37,500円50,000円
10,000株以上25,000円50,000円75,000円100,000円
15,000株以上37,500円75,000円112,500円150,000円
20,000株以上50,000円100,000円150,000円200,000円

リンクアンドモチベーション(2170)の優待権利日は年2回、6月末と12月末です。

最低でも1年以上の継続保有が条件ですが、注目すべきは、ランクアップ特典です。

優待必要額が10倍になったら優待価値もそのまま10倍です。

継続保有年数が増えるごとに倍になり、最大継続年数4年で4倍です。

しかも、優待権利日は年2回、最低必要株の1,000株でも5,000円分のQUOカードが手に入ります!

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須・特典あり

1年以上が必須条件ですが、さらにランクアップ特典もあり魅力的です。

長期保有制度の条件は?

1年(年2回)以上の基準日において、同一の株主番号が記載されている事。

リンクアンドモチベーションの株主優待制度を利用した感想

QUOカードの魅力は他の銘柄の優待品を使った感想でも述べていますが、大満足の一言です。

セイコーマートも新たに参入、ローソン、セブンイレブン、ファミリーマートの御三家コンビニでは、どこでも使えます。

ハイウェイオアシス(高速道路のサービスエリア)でも使えた時は驚きです。

株主優待の食事券等って、特別な施設では使えないことが多いのですが、QUOカードなら全国どこでも使えるのが魅力です。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年6月30日」です。

権利日最終日の「6月28日」までに1000.0株以上の取得が必要です。

リンクアンドモチベーションの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年6月30日

権利日最終:6月28日(水)・・・残り3ヵ月と6日(98日)
逆日歩日数:3日

リンクアンドモチベーション(2170)の基本情報

code2170優待内容クオカード
業種サービス業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月6月、12月
本拠地東京上場年月日2007年12月17日 
単位100貸借区分貸借
継続保有必須・特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券
最低必要株1000.0最低投資額521,000円
配当予想7.7配当落日2022年12月29日
発行済株数113,068千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、3月17日の終値株価で計算。

リンクアンドモチベーション過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-06-28489-51,200-1,719,200-1,668,0002,831,4002.04.011.9
2021-12-285586,3000-6,3001,395,1000.04.851.9
2021-06-28675-502,500-1,408,900-906,4001,494,0005.65.611.8
2020-12-28576-920,600-1,446,700-526,1001,220,90024.04.851.8
2020-06-26402-240,800-1,240,900-1,000,1002,367,3001.04.011.8
2019-12-26649-595,700-928,900-333,200713,3000.355.671.8
2019-06-25587-41,300-350,300-309,000826,4000.04.831.8
2018-12-25796-99,600-218,000-118,4001,090,4000.06.471.7
2018-06-261,345-344,700-381,100-36,400583,7000.011.231.7
2017-12-26908-494,300-572,500-78,200623,8000.08.061.6
2017-06-27852-1,455,600-1,504,600-49,000644,7000.457.231.5
2016-12-27408-285,600-356,800-71,2001,517,6000.54.051.4
2016-06-271810-88,400-88,400964,7000.054.011.25
2015-12-25123351,800405,50053,700698,90051.1
2015-06-251721,039,8001,041,4001,600392,60011.1
2014-12-25160456,500742,000285,500368,80061.1
2014-06-251761,040,0001,420,600380,6002,276,80011.1
2013-12-2517,1203-121-1242,8040.0400.0790.0
2013-06-2531,900-225-404-17956415.0400.03150.0
2012-12-2533,00018055-1253677
2012-06-2660,704110132222903
2011-12-2740,848375348-273975
2011-06-2747,904144111-33551

リンクアンドモチベーションの高額逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待6月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引6月の銘柄数

    △:やや注意
    全部で109の企業で優待を実施、クロス向けは64、特にQUOカード優待は人気なので、注意が必要です。

    リンクアンドモチベーションと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、6月実施のQUOカード優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は113,068千株と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/17(金)4,8000147,30001004,000143,30036.830
    03/16(木)1,4000142,500004,100138,40034.760
    03/15(水)3,2000141,10010004,100137,00034.410
    03/14(火)01,400137,90001004,000133,90034.480
    03/13(月)4004,300139,30010004,100135,20033.980
    03/10(金)8,1004,000143,20001004,000139,20035.80
    03/09(木)4,000200139,10010004,100135,00033.930
    03/08(水)1001,300135,30001004,000131,30033.830
    03/07(火)6002,600136,500004,100132,40033.290
    03/06(月)3,200600138,500004,100134,40033.780
  5. リンクアンドモチベーションの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    最大逆日歩が、いままで2回も発生、逆日歩が脅威です。
    • 2022年6月 :200円 (1日)
    • 2021年6月 :560円 (1日)
    • 2020年12月:2,400円 (5日)
    • 2020年6月 :100円 (1日)
    • 2019年12月:35円 (7日)
    • 2017年6月 :45円 (3日)
    • 2016年12月:50円 (5日)
    • 2016年6月 :5円 (1日)
    • 2013年6月 :1,500円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は1000株なので、実際の逆日歩金額はさらに10倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ×:投資は自己判断で!
    株数によって複数の優待バリエーションがあります。確認できただけでも6つ、大量取得者がいると危険です。
    • 1,000株:約52万円
    • 2,500株:約130万円
    • 5,000株:約261万円
    • 10,000株:約521万円
    • 15,000株:約782万円
    • 20,000株:約1,042万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有が必須と同時に優待額が豪華になる特典付き、警戒は必要です。

リンクアンドモチベーション(2170)のクロス取引(制度信用・一般信用)どちらが良いの?

逆日歩の事は、わかりましたか?次はリンクアンドモチベーションのクロス取引手数料です。

3月17日の終値、株価521円の必要株数分(1000.0株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資額52万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
16/2842222198511422280
26/275278274107142278100
36/266333329128171333120
46/237389384150199389140
56/228444439171228444160
66/2111611603235313611219
76/2012667658256342667239
86/1913722713278370722259
96/1614778768299399279
106/1515833823321427299
116/14181,000987385513359
126/13191,0561,042406541379
136/12201,1111,097427570399
146/9211,1671,152449598419
156/822470627439
166/725534712499
176/626556741519
186/527577769539
196/228598798558
206/129620826578
215/3132684912638
225/3033705940658

リンクアンドモチベーションの権利付最終日(2023年6月28日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額52万円、リンクアンドモチベーションのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月22日)から直近の優待権利日(2023年6月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、リンクアンドモチベーションを52万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(102日分)(+プレミアム料)
4,380円=2,200円+2,180円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(102日分)+プレミアム料
2,989円=385×2円+40円+2,180円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(102日分)
5,106円=2,200円+2,906円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(102日分)
2,070円=36円+2,034円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、リンクアンドモチベーションを52万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:52万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ222円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
875円=385×2円+40円+66円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:52万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ219円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
619円=264×2円+28円+63円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)(+プレミアム料)
2,266円=2,200円+66円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
875円=385×2円+40円+66円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,266円=2,200円+66円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,263円=2,200円+63円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
873円=385×2円+40円+63円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
101円=36円+66円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
95円=33円+63円

投資金額52万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※リンクアンドモチベーションの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

リンクアンドモチベーションのクロス取引・株主優待まとめ

  • 毎年マネー雑誌に取り上げられるなど、クロス優待の中でもメジャーな銘柄ですが、逆日歩料率は低い
  • でも、これは数字のマジック騙されてはいけません、料率×必要株数が実際の逆日歩金額なので、実際は10倍
  • リンクアンドモチベーション(2170)、2020年にはさらに悲劇が・・・・最大逆日歩発生!
  • その後も逆日歩警戒が続いているので、クロス取引を行い方は、要注意
  • 因みに100株単位の株ですが、優待取得は最低1,000株
  • 一般信用があまっていても大抵100株や200株、それで安心していると手数料分(貸株料)だけ無駄
  • クロス取引するならしっかり1,000株以上に注意