森永乳業の株主優待クロス取引

森永乳業(2264)は、牛乳、乳製品、アイスクリーム等の製造・販売をおこなっている企業です。

生活と密接な関わりのある企業だけに、一般消費者の知名度も抜群です。

そんな森永乳業(2264)の株主優待制度、優待クロス取引手数料、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

森永乳業(2264)の株主優待

森永乳業(2264)の株主優待は、自社商品、定番の「森永絹とうふ」もしくは、商品詰め合わせのどちらかの選択が可能です。

森永乳業の優待内容詳細

2024年9月末より株主優待がさらに拡充!

2024年9月末からの株主優待

保有株式数 優待内容
100株以上 1,500円相当の自社商品 or 1,500円の寄付
300株以上 3,000円相当の自社商品 or 3,000円の寄付
500株以上 5,000円相当の自社商品 or 5,000円の寄付

一見すると、200株がなくなって、300株になっているので、改悪だと思うかもしれませんが、株式分割により、購入資金は下がっています。

現行の50株分で、100株の優待が貰える計算になるので、優待価値は上がっています。

分割後の株価に優待価値を合わせるなら、200株や400株にするべきところを100株、300株、500株のままにしているのが素晴らしいです。

今後も応援したくなる企業です。

 

2023年9月末までの株主優待

保有株式数 優待内容
100株以上 930円相当の自社商品 or 1,000円の寄付
200株以上 1,860円相当の自社商品 or 2,000円の寄付
500株以上 3,850円相当の自社商品 or 4,000円の寄付

 

森永乳業(2264)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

優待品にすると、保有株数によって商品の中身は異なりますが、金額相当分の「森永絹とうふ」or「商品詰め合わせ」を選べます。

希望を言うと、アイスやパルテノが貰いたいところですが、冷凍食品は送料がかかるから仕方ありません。

因みに豆腐も常温保存できる商品です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

森永乳業の株主優待制度を利用した感想

森永乳業株主優待引用元:森永乳業

10年以上蓄積した株関連データを少しずつ、現在ブログで公開中ですが、こうやって記事にすることで新たな発見も多いです。

今回の森永乳業もまさにそれです!

以前は1,000株以上保有で貰えていた森永乳業の株主優待は、毎年「森永絹ごしとうふ」、長期保存ができますが、正直飽きてしまったんですよね。

しばらく気にしないでいたら、いつの間にか、優待クロスしやすくなって、しかも優待品も選択制で豪華になっている!

時代の変化と共に森永乳業の株主優待品も変化していました!

情報を疎かにしてはいけません!!!

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

森永乳業に配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

森永乳業の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り5ヵ月と1日(154日)
逆日歩日数:1日

森永乳業(2264)の基本情報

情報更新日:2023年2月10日

code2264優待内容自社商品
業種食料品上場市場東証プライム 
決算3月 優待月9月
本社東京上場年月日1954年9月1日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数47,845,000企業のHP優待詳細
優待の種類食品

株価更新日:2024年4月22日

22日の終値株価3,059円最低投資額305,900円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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森永乳業(2264)過去の逆日歩と制度信用リスク

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-09-275,735-21,200-31,300-10,100321,2000.346.430.0
2022-09-284,2759,2000.0-9,200480,2000.034.430.0
2021-09-286,960-17,000-30,300-13,300174,4000.1556.01
2020-09-285,720-73,400-95,800-22,400261,2000.146.41
2019-09-264,2509,5001,400-8,100280,3001
2018-09-253,04533,20040,7007,500380,3003
2017-09-26852412,000318,000-94,000819,0003
2016-09-27827-374,000-691,000-317,0002,966,0000.156.83
2015-09-2550636,000-192,000-228,0001,369,0000.054.41
2014-09-25358-119,000-490,000-371,0001,460,0000.054.01
2013-09-25311-66,000-409,000-343,0001,509,0000.056.01
2012-09-252710.0-255,000-255,0001,048,0000.156.03
2011-09-27335-106,000-364,000-258,000691,0000.156.03

森永乳業のクロス取引・最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は388、クロス取引可能な貸借銘柄は277、同じ優待分類の企業も多いです。

    森永乳業と同じ優待分類の銘柄です。

    尚、9月実施の『食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は47,845,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年4月25日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/24(水)100020,80000020,800-0
    04/23(火)1,100020,7000800020,700-0
    04/22(月)20070019,60020010080018,80024.50
    04/19(金)600020,10040020070019,40028.710
    04/18(木)300019,5000050019,00039.00
    04/17(水)30080019,20001,30050018,70038.40
    04/16(火)8002,30019,7009002001,80017,90010.940
    04/15(月)90050021,2005001001,10020,10019.270
    04/12(金)30010020,8000070020,10029.710
    04/11(木)300020,600020070019,90029.430
  5. 森永乳業の発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去8回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2023/09/27:30円 (3日)
    • 2021/09/28:15円 (1日)
    • 2020/09/28:10円 (1日)
    • 2016/09/27:15円 (3日)
    • 2015/09/25:5円 (1日)
    • 2014/09/25:5円 (1日)
    • 2013/09/25:5円 (1日)
    • 2012/09/25:15円 (3日)
    • 2011/09/27:15円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約31万円
    • 200株:約61万円
    • 500株:約153万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。


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森永乳業は、2017年9月から単元株式数を1,000株から100株に変更しているので、過去の逆日歩、正しくは、1,000株保有で次の通りです。

  • 2016年9月 :150円 (3日)
  • 2015年9月 :50円 (1日)
  • 2014年9月 :50円 (1日)
  • 2013年9月 :50円 (1日)
  • 2012年9月 :150円 (3日)
  • 2011年9月 :150円 (3日)

森永乳業の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

森永乳業の逆日歩にリスクを感じるなら、一般信用クロス取引です。

4月22日の終値、株価3,059円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額30.6万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262656525346523
29/255163161638416359
39/2461961947510119670
49/2072292268811722982
59/19826225810113426294
69/1812392387151201392141
79/1713425420163218425153
89/1314458452176235164
99/1215490484189252176
109/1119621613239319223
119/1020654646252335235
129/921687678264352246
139/622719710277369258
149/523752742289386270
159/426327436305
169/327340453317
179/228352469329
188/3029365486340
198/2930377503352
208/2833415553387

森永乳業の権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額30.6万円、森永乳業のクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月25日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、森永乳業を30.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:30.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(156日分)+プレミアム料1,962円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(156日分)+プレミアム料
2,381円=198×2円+23円+1,962円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(156日分)
3,716円=1,100円+2,616円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(156日分)
1,852円=21円+1,831円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、森永乳業を30.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:30.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ65円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
439円=198×2円+23円+19円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:30.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ65円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
409円=187×2円+17円+18円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:30.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料19円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
439円=198×2円+23円+19円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,119円=1,100円+19円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:30.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)18円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
438円=198×2円+23円+18円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
40円=21円+19円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
38円=19円+18円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の1日に返却日を加えた2日です。

※森永乳業の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、森永乳業の一般信用売り在庫の近況です。

月/日朝方日中夕方
04/24(水)1,0001,0001,0001,000
04/23(火)1,0001,0001,0001,000
04/22(月)1,0001,0001,0001,000
04/19(金)1,0001,0001,0001,000
04/18(木)1,0001,0001,0001,000
04/17(水)1,0001,0001,0001,000
04/16(火)1,0001,0001,0001,000
04/15(月)1,0001,0001,0001,000

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

9月の株主優待情報をまとめて確認

森永乳業のクロス取引・株主優待まとめ

株主優待制度を拡充しているので、記事更新しています。

  • 人気優待が多い9月の株主優待なので、クロス取引難易度は低い
  • 逆日歩も発生しにくく、初心者狙い目のクロス取引向け株主優待だったが今後は注意が必要かも
  • 2024年9月末からは、投資資金も下がってクロス取引のハードルが下がる(株価が現状のままなら)
  • 優待品は絹ごし豆腐の一択から、バリエーション増加、今後が期待できる株主優待

2023年9月優待までのまとめ(過去記事)

森永乳業の単元株式数が100株になって買いやすくなりましたが、同時に株式併合して5株を1株にしているんです。

よって、過去1,000株必要だった時に比べて、半分の投資金額で優待クロスが出来るようになっています。

ただし、優待価値も合わせて半分で(優待品が少なく)なっており、さすが大手、その辺の抜かりはありません。

知名度もあって、優待のラインナップも増えたので、いつかは過去最大の逆日歩が発生するかもしれませんが、注意・警戒さえ怠らなければ、優待クロスしやすい銘柄でしょう。

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