システムインテグレータという横文字社名だけで、なんか凄い事やっている企業だと思われますが、まあその通り、AIを使った製品やクラウドサービスを展開する企業です。

AIの仕組みやデータベースの根幹を知っている管理人からすると、ただのソフト屋なんですが、企業の株価は凄いと思わせたもの勝ちです。

そういった意味ではやり手の企業、システムインテグレータの株主優待制度、クロス取引コスト、過去の逆日歩一覧をご紹介です。

システムインテグレータ株主優待引用元:システムインテグレータ

システムインテグレータ(3826)の株主優待

システムインテグレータの自社サービスを使う権利の優待品などあったら面白いのですが、残念ながら株主優待は新潟産の新米コシヒカリです。

ただ、新潟産の新米コシヒカリの美味しさは格別、毎年新潟産の新米コシヒカリに慣れてしまうと、美味しくないお米は食べられなくなってしまいます。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
200株以上 コシヒカリ新米1kg
1,000株以上 コシヒカリ新米2kg
4,000株以上 コシヒカリ新米5kg
16,000株以上 コシヒカリ新米10kg

システムインテグレータの優待権利日は年1回、8月末のみです。

優待に必要な最低株数は200株です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須あり

半年以上の継続保有が必須です。

継続保有の条件

毎年8月末日現在の株主名簿に記載され、かつ同年の2月末日現在の株主名簿にも、同一株主番号で記載がああること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年8月31日」です。

権利付き最終日の「8月28日」までに200株以上の取得が必要です。

システムインテグレータに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

システムインテグレータの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年8月31日

権利付き最終日:8月28日(水)・・・残り1ヵ月と1日(32日)
逆日歩日数:3日

システムインテグレータ(3826)の基本情報

情報更新日:2024年5月31日

code3826優待内容新米
業種情報・通信業上場市場東証スタンダード 
決算2月 優待月8月
本社埼玉上場年月日2006年12月4日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数11,078,000企業のHP優待詳細
優待の種類新潟県産特別栽培米

株価更新日:2024年7月4日

4日の終値株価371円最低投資額74,200円
最低必要株数200継続保有必須

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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システムインテグレータ(3826)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-08-294281,000-29,500-30,50061,2000.054.010.0
2022-08-29464-13,300-33,100-19,80058,4000.054.01
2021-08-2760110,4008,800-1,60082,1001
2020-08-2776713,0006,900-6,100127,3001
2019-08-286935,1000-5,100101,9000.05.63
2018-08-281,481000124,0000.012.03
2017-08-288130-26,300-26,30052,4000.057.21
2016-08-266379,600-11,200-20,80044,4000.055.61
2015-08-266347,700-10,900-18,60051,3000.055.61
2014-08-2670011,00013,9002,90010,5003
2013-08-2774242,90044,9002,00017,3003
2012-08-28122,60081876463
2011-08-2656,000218224661

システムインテグレータ(3826)最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(8月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 8月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄数110のうち、クロス向けの貸借銘柄は65、類似優待も少ないので注意です。
  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は11,078,000であり、東証スタンダード 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年7月26日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    07/25(木)020012,30000012,300-0
    07/24(水)01,40012,50000012,500-0
    07/23(火)0013,90000013,900-0
    07/22(月)2003,60013,90000013,900-0
    07/19(金)300017,30000017,300-0
    07/18(木)01,00017,00000017,000-0
    07/17(水)5001,30018,0000100018,000-0
    07/16(火)4,5001,80018,800100010018,700188.00
    07/12(金)1,80030016,10000016,100-0
    07/11(木)010014,60000014,600-0
  5. システムインテグレータの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去5回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2023/08/29:5円 (1日)
    • 2022/08/29:5円 (1日)
    • 2017/08/28:5円 (1日)
    • 2016/08/26:5円 (1日)
    • 2015/08/26:5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は200株なので、実際の逆日歩金額はさらに2倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    200株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 200株:約7万円
    • 1000株:約37万円
    • 4000株:約148万円
    • 16000株:約594万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ○:優待価値では低リスク
    継続保有が必須、優待クロスの難易度アップでクロス参加者は限定!

    優待価値がシステムインテグレータと同じぐらいの銘柄。


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システムインテグレータのクロス取引(制度信用・一般信用)比較

システムインテグレータのクロス取引手数料まとめです。

7月4日の終値、株価371円の必要株数分(200株)で計算。

投資金額7.4万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
18/284323112163211
28/275403915204014
38/266474718244717
48/237555521285520
58/228636224326323
68/2111878633458731
78/2012959436499534
88/1913103101405310337
98/1614111109435740
108/1515119117466143
118/1418142140557351
128/1319150148587754
138/920158156618157
148/821166164648560
158/7257610171
168/6267910574
178/5278210977
188/2288511479
198/1298811882
207/31329713091
217/303310013494

システムインテグレータの権利付最終日(2024年8月28日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額7.4万円、システムインテグレータのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年7月27日)から直近の優待権利日(2024年8月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、システムインテグレータを7.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(34日分)+プレミアム料103円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(34日分)+プレミアム料
301円=99円+99円+103円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(34日分)138円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(34日分)
102円=5円+97円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、システムインテグレータを7.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ32円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
207円=99円+99円+9円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ31円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
196円=90円+97円+9円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料9円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
207円=99円+99円+9円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)9円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)9円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
207円=99円+99円+9円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
14円=5円+9円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
14円=5円+9円

投資金額7.4万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※システムインテグレータの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

システムインテグレータ(3826)のクロス取引・株主優待まとめ

システムインテグレータ200株の優待品、新潟産の新米コシヒカリ1kgって安いと500円程度ですが、高いと1,000円近くする、ブランド価値があるお米です。

QUOカード500円よりは、優待価値あるはずなのですが、半年以上の長期保有が必須という事もあり、あまり人気がないのでしょう。

逆日歩は、ほとんど発生せず、あったとしても微々たるものです。

投資金額に余裕があるなら、システムインテグレータの優待クロスに挑んでも良いでしょう。