フジ・メディア・ホールディングスは、放送事業を中心に、メディア・コンテンツ、都市開発・観光などの事業がある企業です。

もちろん、「フジテレビ」のフジテレビジョンも含まれます。

そんなフジ・メディア・ホールディングスで優待クロス取引を行うために必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、株主優待制度、過去の逆日歩一覧、貸株料等の手数料を把握する事が可能です。

フジ・メディア・ホールディングス(4676)の株主優待

フジ・メディア・ホールディングス(4676)の株主優待、新人アナウンサーのQUOカードを期待した方いたかもしれませんが、残念ながら違います。

優待品は、シンプルな手帳です。

フジ・メディア・ホールディングスの優待内容詳細

保有株式数優待の内容
3月末(継続3年以上)9月末
100株以上対象外手帳1冊
500株以上特別優待品手帳1冊
フジ・メディア・ホールディングス(4676)の優待権利日は年1回、9月末のみです。(長期保有は3月末)

株主優待に長期保有制度はあるの?

継続保有特典あり

継続保有が必須ではなく、3年以上で特別優待品の申込が可能です。

ただし、毎年3月末の株主名簿において、500株以上で3年以上保有していることが条件です。

過去、次のような長期保有優待品がありました。

  • 2022年 フジテレビ映画ムビチケ(ペア)
  • 2021年 dinos3,000円クーポン
  • 2020年 箱根彫刻の森美術館ペア招待券&カレンダーセット
  • 2019年 フジテレビアナウンサーカレンダー

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

フジ・メディア・ホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り1日(毎日更新)
逆日歩日数:3日

フジ・メディア・ホールディングス(4676)の基本情報

code4676優待内容手帳等
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地東京上場年月日1997年8月8日 
単位100貸借区分貸借
継続保有継続保有特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類自社商品
最低必要株100.0最低投資額158,000円
配当予想40.0配当落日2023年3月30日
発行済株数234,194千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、9月25日の終値株価で計算。

フジ・メディア・ホールディングス(4676)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-291,214-3,800-2,3001,500518,8000.010.4120.0
2021-09-281,2293,8006,8003,000649,500118.0
2021-03-291,403-154,300-157,900-3,6001,158,6001.5512.0118.0
2020-09-281,062000898,0000.08.8118.0
2020-03-271,15901,0001,0001,196,000122.0
2019-09-261,457-69,800-71,700-1,900976,4000.0512.0122.0
2019-03-261,5472,7001,900-8001,049,600322.0
2018-09-252,068-17,600-27,200-9,6001,240,9003.316.8322.0
2018-03-271,830-768,900-772,900-4,0001,246,9003.015.2320.0
2017-09-261,621-747,000-752,500-5,500504,4003.313.6320.0
2017-03-281,5582,600-5,000-7,600940,3000.012.8320.0
2016-09-271,3990001,254,7000.011.2320.0
2016-03-281,31367,8000-67,800695,7000.011.2120.0
2015-03-261,71145,80055,1009,3001,349,400120.0
2014-09-251,70049,30069,50020,2001,184,100120.0
2014-03-261,820114,600166,00051,4001,279,500118.0
2013-09-25207,8002641,11384910,10512200.0
2013-03-26157,0002,3532,46110817,6623
2012-09-25132,200-425-638-21311,6490.01200.03
2012-03-27137,900-1,046-1,077-319,83915.01200.03
2011-09-27112,30028759-2288,0383
2011-03-28112,0002,1091,529-5809,2241

フジ・メディア・ホールディングス(4676)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は390、クロス取引可能な貸借銘柄は281、同じ優待分類の企業も多いです。

    フジ・メディア・ホールディングスの優待分類と同じ『手帳等』関連銘柄です。

    尚、9月実施の『自社商品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は234,194千株と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/22(金)16,8006,40026,90018,4008,00026,90001.00
    09/21(木)7,100016,5007,100016,50001.00
    09/20(水)20017,0009,4001,3003009,40001.00
    09/19(火)0026,20001,0008,40017,8003.120
    09/15(金)012,00026,2007002009,40016,8002.790
    09/14(木)1,000038,20008008,90029,3004.290
    09/13(水)01,00037,2003,3001009,70027,5003.840
    09/12(火)2,000038,2001001006,50031,7005.880
    09/11(月)0036,2003002006,50029,7005.570
    09/08(金)03,00036,2001,0001006,40029,8005.660
  5. フジ・メディア・ホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去6回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2021年3月 :155円 (1日)
    • 2019年9月 :5円 (1日)
    • 2018年9月 :330円 (3日)
    • 2018年3月 :300円 (3日)
    • 2017年9月 :330円 (3日)
    • 2012年3月 :1,500円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約16万円
    • 500株:約79万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    優待がお得になる継続保有特典ですが、これが半年以上保有が必須などになると、クロス取引参加者が少なくなる傾向があります。ただし、必須条件でない場合は、逆にリスクも高くなります。

フジ・メディア・ホールディングスの優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

フジ・メディア・ホールディングスの逆日歩が嫌なら、早めの一般信用クロス取引です。

9月25日の終値、株価1,580円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額15.8万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274686726356824
29/265848332438430
39/256101100395210136
49/227118117456111842
59/218135133526913548
69/2011186183719518667
79/19122032007810420373
89/15132192178411379
99/14142362339112185
109/1318304300117156109
119/1219321317123164115
129/1120338333130173121
139/821355350136182127
149/722371367143190133
159/625162216152
169/526169225158
179/427175234164
189/128182242170
198/3129188251176
208/3032208277194
218/2933214286200

フジ・メディア・ホールディングスの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額15.8万円、フジ・メディア・ホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月26日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、フジ・メディア・ホールディングスを15.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:15.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)のみ84円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(5日分)
347円=115円+148円+84円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:15.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)のみ83円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(5日分)
326円=100円+143円+83円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:15.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)+プレミアム料32円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(5日分)+プレミアム料
295円=115円+148円+32円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:15.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)43円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:15.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)84円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(5日分)
347円=115円+148円+84円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(5日分)
41円=11円+30円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、フジ・メディア・ホールディングスを15.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:15.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ68円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
283円=115円+148円+20円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:15.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ67円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
262円=100円+143円+19円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:15.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料20円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
283円=115円+148円+20円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:15.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)20円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:15.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)19円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
282円=115円+148円+19円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
31円=11円+20円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
29円=10円+19円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので4日です。

※フジ・メディア・ホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

フジ・メディア・ホールディングス(4676)のクロス取引・株主優待まとめ

フジ・メディア・ホールディングスの株主優待、数回貰ったことがありますが、本当にシンプルで小さな手帳です。

12月頃に届きます。1年分のカレンダー形式の手帳なので、翌年分しか使えません。

手帳を貰っておきながら、全く使わない年もあったので、最近取得していません。

 

マスコミ関連企業の優待品としては、ちょっと地味です。

その為、優待品としての人気もイマイチなんでしょうか、逆日歩はポツポツ発生する程度です。

優待クロス取引するなら、一般信用売り在庫が余っていたら、取得してみるかぐらいの気持ちでいいでしょう。

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