メック株主優待

銅表面処理剤などの電子基板向け薬品会社『メック』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

メックは、電子基板・部品製造用薬品の開発・製造・販売をおこなっている企業です。
半導体向け用途の高密度基板用銅表面処理剤が主力!
中国や台湾などアジアに積極展開!研究開発力に強みがある工業薬品メーカー!

メック(4971)の株主優待

メック(4971)の株主優待は、万能プリペイドカードのQUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上1,000円分
1,000株以上2,000円分

メック(4971)の優待権利日は年1回、12月のみです。

優待制度の導入(新設)は2017年の12月末!

その後もず~とQUOカード優待を続けている素晴らしい企業!

保有株数に応じて、QUOカードが貰えます。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

メックの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り3ヵ月と1日(92日)
逆日歩日数:6日

メック(4971)の基本情報

code4971優待内容クオカード
業種化学上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地兵庫上場年月日2001年1月30日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券
最低必要株100.0最低投資額396,500円
配当予想45.0配当落日2022年12月29日
発行済株数20,071千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、9月25日の終値株価で計算。

メック(4971)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-284,0355,7000-5,700220,8000.032.8521.0
2020-12-282,281-2,300-45,200-42,900120,3002.2518.4514.0
2019-12-261,545-4,400-37,000-32,600249,8000.3525.6714.0注意
2018-12-2597112,3006,500-5,800318,700714.0
2017-12-262,32912,6001,000-11,600194,200612.0注意
2016-12-2792845,30045,500200145,1005
2015-12-25841015,20015,200188,6005
2014-12-25954214,200209,700-4,500162,9006
2013-12-2564932,10019,600-12,500260,1007
2012-12-2528019,40016,100-3,30083,8007
2011-12-2727341,80041,700-1004,7005

メック(4971)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    株主優待数は175、そのうち119銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    メックと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、12月実施のQUOカード優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2019年12月:35円 (7日)・・・注意
    • 2017年12月:0円 (6日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は20,071千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/22(金)2004007006,1001,70039,600-38,9000.020.10
    09/21(木)02009001,2001,70035,200-34,3000.030.10
    09/20(水)001,10040060035,700-34,6000.030.30
    09/19(火)40001,1001005,30035,900-34,8000.030.10
    09/15(金)01007006001,40041,100-40,4000.020.10
    09/14(木)3001008006,80060041,900-41,1000.020.10
    09/13(水)30006006005,10035,700-35,1000.020.40
    09/12(火)003001,20050040,200-39,9000.010.10
    09/11(月)003004001,50039,500-39,2000.010.10
    09/08(金)10003005001,60040,600-40,3000.010.10
  5. メックの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、2回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2020年12月:225円 (5日)
    • 2019年12月:35円 (7日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約40万円
    • 1,000株:約397万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

メック(4971)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

メックの逆日歩が嫌なら、早めの一般信用クロス取引です。

9月25日の終値、株価3,965円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額39.7万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277297293114152297107
212/268339335131174339122
312/259382377147196382137
412/2210424419163218424152
512/2111467461179239467168
612/2014594586228305594213
712/1915636628245326636228
812/1816679670261348679244
912/1517721712277370259
1012/1418764754294392274
1112/1321891879343457320
1212/1222933921359479335
1312/1123976963375500350
1412/8241,0181,005392522365
1512/725408544381
1612/628457609426
1712/529473631442
1812/430489653457
1912/131506674472
2011/3032522696487
2111/2935571761533
2211/2836587783548

メックの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額39.7万円、メックのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月26日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、メックを39.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:39.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(99日分)+プレミアム料1,615円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(99日分)+プレミアム料
2,042円=198×2円+30円+1,615円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(99日分)
3,254円=1,100円+2,154円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(99日分)
1,535円=27円+1,508円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、メックを39.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ297円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
514円=198×2円+30円+88円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ293円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
480円=187×2円+22円+84円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料88円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
514円=198×2円+30円+88円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
1,188円=1,100円+88円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)84円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
510円=198×2円+30円+84円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
115円=27円+88円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
109円=25円+84円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の6日に返却日を加えた7日です。

※メックの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

メック(4971)のクロス取引・株主優待まとめ

  • メック(4971)は、発行済株式数がやや少なく、注意喚起の規制が入るが、高額逆日歩の発生はなし
  • 過去の逆日歩の最大は、100株で225円だが、高額逆日歩のリスクがあるので注意
  • 株主優待制度の新設時より株価は2倍以上になっており、クロス取引の優待利回りは高くない
  • QUOカード優待としては、優待価値より高額逆日歩のリスクの方が上回る!
  • 一般信用売り在庫もあるが、早めのクロス取引は、逆日歩より手数料負けする可能性あり
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