マルマエは、精密機械・精密機器の設計・製造・加工を行う企業です。

真空パーツ・高精度パーツの一貫生産体制や、オートバイ部品、産業用タービン、金型製作などの幅広い分野の加工技術があります。

そんなマルマエの株主優待制度、クロス取引コスト、過去の逆日歩一覧をご紹介です。

マルマエ株主優待引用元:マルマエ

マルマエ(6264)の株主優待

マルマエは、社内R&Dによる高効率生産体制の構築など、業界的には知られているかも知れませんが、一般の投資家には馴染みが薄い企業です。

そのためでしょうか、株主優待は、人気の高いQUOカードです。

マルマエの優待内容詳細

保有株式数優待内容(半年以上の継続保有)
100株以上QUOカード(1,000円分)

年に1回、8月末のみの優待品です。

QUOカードは利便性が高くて魅力的な優待品です。

しかし、マルマエの優待は継続保有が必須の銘柄、優待クロスは初心者向きではありません。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須あり

半年以上の継続保有が必須の優待制度です。

継続保有の条件

同一株主番号で2月末日および8月末日現在の株主名簿に2回以上連続で記載または記録される事。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年8月31日」です。

権利付き最終日の「8月28日」までに100株以上の取得が必要です。

マルマエに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

マルマエの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年8月31日

権利付き最終日:8月28日(水)・・・残り8ヵ月と24日(268日)
逆日歩日数:3日

マルマエ(6264)の基本情報

情報更新日:2023年10月29日

code6264優待内容クオカード
業種機械上場市場東証プライム 
決算8月 優待月8月
本社鹿児島上場年月日2006年12月26日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数13,053,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券

株価更新日:2023年12月1日

1日の終値株価1,765円最低投資額176,500円
最低必要株数100継続保有必須

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


スポンサーリンク


マルマエ(6264)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-08-291,777-2,600-16,900-14,30067,2000.0528.8118.0注意
2022-08-292,119-234,600-241,700-7,10080,4000.0535.2122.0停止
2021-08-271,91034,10033,100-1,000160,700114.0
2020-08-27913000409,1000.08.0112.0
2019-08-28834-99,300-107,400-8,10045,5000.97.235.0
2018-08-281,16622,20028,5006,300141,400310.0
2017-08-281,26237,90040,4002,50054,20016.0
2016-08-2669917,60024,2006,6009,40018.0
2015-08-261,78829,60032,6003,00011,900136.0
2014-08-261,22531,50026,600-4,900135,30030.0
2013-08-2785,100126257053

マルマエ(6264)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(8月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 8月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    全部で100の企業で優待を実施、クロス向けは62、特にQUOカード優待は人気なので、注意が必要です。

    マルマエと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、8月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2023/08/29:5円 (1日)・・・注意
    • 2022/08/29:5円 (1日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は13,053,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2023年12月4日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    12/01(金)4,60060069,0004,10010069,00001.00
    11/30(木)5,4002,10065,0003,60030065,00001.00
    11/29(水)1,9001,90061,70010010061,70001.00
    11/28(火)6,9004,00061,7003,20030061,70001.00
    11/27(月)4,0001,80058,8002,70050058,80001.00
    11/24(金)4,1003,80056,60050020056,60001.00
    11/22(水)2,6002,80056,300020056,30001.00
    11/21(火)30039,40056,50010055,60056,50001.00
    11/20(月)2003,30095,6000200112,000-16,4000.850
    11/17(金)9002,20098,70010020,300112,200-13,5000.880
  5. マルマエの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、3回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2023/08/29:5円 (1日)・・・注意
    • 2022/08/29:5円 (1日)・・・停止
    • 2019/08/28:90円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみ、株価もそれほど高くないので、逆日歩リスクは少ないです。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ○:優待価値では低リスク
    継続保有が必須、優待クロスの難易度アップでクロス参加者は限定!

    マルマエと同じ1,000円相当の銘柄です。


スポンサーリンク


マルマエ(6264)のクロス取引(制度信用・一般信用)

マルマエの逆日歩リスクがわかったら、次は貸株料です。

12月1日の終値、株価1,765円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額17.7万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
18/284767529397627
28/275959336489534
38/266113112445811341
48/237132131516813248
58/228151149587815154
68/21112082058010720875
78/20122272248711622781
88/19132462439512624688
98/161426526110213695
108/1515284280109145102
118/1418340336131175122
128/1319359355138184129
138/1220378373145194136
148/921397392153204143
158/822160213149
168/725182242170
178/626189252177
188/527196262183
198/228204272190
208/129211281197
217/3132233310217
227/3033240320224

マルマエの権利付最終日(2024年8月28日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額17.7万円、マルマエのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年12月4日)から直近の優待権利日(2024年8月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、マルマエを17.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:17.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(272日分)+プレミアム料1,979円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(272日分)+プレミアム料
2,242円=115円+148円+1,979円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:17.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(272日分)2,638円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(272日分)
1,859円=12円+1,847円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


スポンサーリンク


制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、マルマエを17.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:17.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ76円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
285円=115円+148円+22円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:17.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ75円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
264円=100円+143円+21円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:17.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料22円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
285円=115円+148円+22円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:17.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)22円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:17.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)21円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
284円=115円+148円+21円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
34円=12円+22円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
32円=11円+21円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので4日です。

※マルマエの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

マルマエ(6264)のクロス取引・株主優待まとめ

マルマエの優待品はQUOカード1,000円分です。

取得に必要な投資額は約20万円と、優待クロス初心者も資金を捻出しやすいです。

しかし、半年以上の継続保有という条件が必須なので、クロス取引にはやや敷居が高い銘柄です。

 

データはまだ少ないですが、過去においても高額な逆日歩は発生していません。

優待は年1回ですが、配当は年2回、今後の業績を信じるなら、現物保有の選択肢もありです。