エコートレーディング株主優待

ペット関連商品の卸大手なので、一般の方は知らない方が多い『エコートレーディング』の株主優待情報をまとめました。

クロス取引を行いたい方に必要な情報(逆日歩・貸株料・つなぎ売り方法)をすべてまとめています。

投資メモ
エコートレーディングは、ペット用品の卸売りを中心に成長、ペット産業を母体に事業を拡大し続けている企業です。
教育事業「ペットビジネスの専門学校」やイベント開催事業に注目!

エコートレーディング(7427)の株主優待

エコートレーディング(7427)の株主優待は、クオカードや新米コシヒカリです。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
500株以上1,000円相当のクオカード
1,000株以上5,000円相当の「特選魚沼産こしひかり」5Kg

エコートレーディング(7427)の優待権利日は年1回、2月末のみです。

保有株数に応じて、クオカードや特選新米コシヒカリが貰えます。

500株より、1,000株保有のコシヒカリの方が断然優待利回りは良くなります。

しかし、市場価値5,000円ってちょっと言い過ぎって思われるかもしれませんが、魚沼産は高価です。

魚沼産のコシヒカリ、安ければ4,000円ぐらいで購入もできますが、送料等含めると結構妥当な金額相当です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年2月28日」です。

権利日最終日の「2月26日」までに500株以上の取得が必要です。

エコートレーディングの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2024年2月28日

権利日最終:2月26日(月)・・・残り4ヵ月と28日(151日)
逆日歩日数:1日

エコートレーディング(7427)の基本情報

情報更新日:2023年2月12日

code7427優待内容クオカード
業種卸売業上場市場東証スタンダード 
決算2月 優待月2月
本社兵庫上場年月日1995年3月13日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数6,036,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券 食品

株価更新日:2023年9月27日

27日の終値株価1,427円最低投資額713,500円
最低必要株数500継続保有-

エコートレーディング(7427)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-02-24572-22,700-108,900-86,200132,5001.554.8112.0
2021-02-24687-9,300-69,200-59,900116,9004.655.6310.0
2020-02-26564-41,700-99,100-57,40081,6009.34.8310.0
2019-02-25599-21,000-83,500-62,500105,3001.554.8110.0
2018-02-23748-15,600-66,100-50,50094,6001.556.4110.0
2017-02-23701-20,600-94,100-73,500113,4006.46.4110.0
2016-02-24599-7,500-86,100-78,600119,4004.84.8110.0
2015-02-24690-6,700-58,600-51,900110,3000.755.6310.0
2014-02-25714-38,600-76,500-37,90069,20024.08.0310.0
2013-02-25842-1,600-105,800-104,200127,8008.08.01
2012-02-24760-8,600-81,400-72,800100,3001.258.01
2011-02-238492,800-74,700-77,500102,0001.58.01

エコートレーディングは、昔から高額逆日歩が発生しているので、注意銘柄です。

エコートレーディング(7427)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(2月28日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年2月28日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 2月28日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    全部で121の企業で優待を実施、クロス向けは74、特にQUOカード優待は人気なので、注意が必要です。

    エコートレーディングと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、2月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    発行済株数が少ないと、株不足になるという典型的な例。因みに東証スタンダード 市場、ある程度の逆日歩は覚悟が必要。

    逆日歩更新日:2023年9月27日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/26(火)5003,10021,40090010016,1005,3001.330
    09/25(月)1,90080024,00001,30015,3008,7001.570
    09/22(金)1,4002,00022,900700016,6006,3001.380
    09/21(木)2,600023,50050010015,9007,6001.480
    09/20(水)100020,90090030015,5005,4001.350
    09/19(火)2001,50020,8001,10040014,9005,9001.40
    09/15(金)1,100022,10020040014,2007,9001.560
    09/14(木)300021,00040010014,4006,6001.460
    09/13(水)0020,70010010014,1006,6001.470
    09/12(火)5003,70020,70002,40014,1006,6001.470
  5. エコートレーディングの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に4回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2022/02/24:155円 (1日)
    • 2021/02/24:465円 (3日)
    • 2020/02/26:930円 (3日)
    • 2019/02/25:155円 (1日)
    • 2018/02/23:155円 (1日)
    • 2017/02/23:640円 (1日)
    • 2016/02/24:480円 (1日)
    • 2015/02/24:75円 (3日)
    • 2014/02/25:2,400円 (3日)
    • 2013/02/25:800円 (1日)
    • 2012/02/24:125円 (1日)
    • 2011/02/23:150円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は500株なので、実際の逆日歩金額はさらに5倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 500株:約71万円
    • 1000株:約143万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

    エコートレーディングと同じ1,000円相当の銘柄です。

エコートレーディング(7427)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

総合的な逆日歩リスク判断でも、500株や1,000株必要という事もあり、リスクは高いです。

下手したら、優待利益を簡単に吹き飛ばす逆日歩に遭遇してしまうかも・・・

そんなリスクを冒してまで、クロス取引したくない方は、一般信用売り在庫によるクロス取引がおすすめ!

エコートレーディングは、逆日歩の発生しない、一般信用クロス取引も可能です。

9月27日の終値、株価1,427円の必要株数分(500株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資金額71万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
12/262152150587815254
22/2332282258811722882
32/224303300117156303109
42/217531524204272531191
52/208607599233311607218
62/199683674263350683245
72/1610759749292389759272
82/1511834824321428834300
92/14141,0621,048408545381
102/13151,1381,123438584408
112/12161,2141,198467622436
122/9171,2901,273496661463
132/8181,3661,348525700490
142/7211,5931,573613817572
152/622642856599
162/523671895626
172/224700934654
182/125729973681
191/31288171,089763
201/30298461,128790
211/29308751,167817

エコートレーディングの権利付最終日(2024年2月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額71万円、エコートレーディングのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月28日)から直近の優待権利日(2024年2月28日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、エコートレーディングを71万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(151日分)(+プレミアム料)
6,606円=2,200円+4,406円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(151日分)+プレミアム料
5,230円=385×2円+54円+4,406円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(151日分)
8,075円=2,200円+5,875円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(151日分)
4,161円=49円+4,112円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、エコートレーディングを71万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:71万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ152円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
869円=385×2円+54円+45円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:71万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ150円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
610円=264×2円+39円+43円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)(+プレミアム料)
2,245円=2,200円+45円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
869円=385×2円+54円+45円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
2,245円=2,200円+45円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
2,243円=2,200円+43円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
867円=385×2円+54円+43円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
93円=49円+45円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
88円=45円+43円

投資金額71万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※エコートレーディングの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

エコートレーディング(7427)のクロス取引・株主優待まとめ

  • エコートレーディングは、ペット関連事業で成長している企業だが、優待はペット関連商品ではない
  • 500株と1,000株で優待内容が異なるが、クオカードと新米のコシヒカリとどちらも人気優待アイテム
  • 過去何度も最大逆日歩を発生しているので、一般信用売り在庫による一般信用クロス取引がおすすめ
  • 2023年に入り株価は急上昇中!年初来高値を更新中!波に乗るなら現物保有も視野に!
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