カスタムホイールの企画開発型商社『ウェッズ』の株主優待情報をまとめました。
過去の逆日歩、クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深める事を目的とした記事です。
アルミホイール・スチールホイールなど、自動車部品・用品の企画開発及び販売をおこなっています。
引用元:ウェッズ
ウェッズ(7551)の株主優待
ウェッズ(7551)の株主優待は、自社製品のホイールではなく、QUOカードです。
優待内容詳細
保有株式数 | 優待の内容(QUOカード) | |
---|---|---|
3年未満 | 継続保有3年以上 | |
1,000株以上 | 2,000円分 | 2,000円分 |
2,000株以上 | 5,000円分 | 5,000円分 |
10,000株以上 | 10,000円分 | 11,000円分 |
20,000株以上 | 20,000円分 | 21,000円分 |
ウェッズ(7551)の優待権利日は年1回、9月末のみです。
最低保有株数は1,000株以上なので、注意です。
株主優待制度(変更の歴史)
-
2013年9月末(新設)
500株で3,000円のQUOカード -
2015年9月末(改悪)
500株で2,000円のQUOカード -
2018年9月末(拡充)
株式分割(1株⇒2株)
1,000株で2,000円のQUOカード
継続保有特典の追加
株主優待の新設時は、今より優待利回りが良かったです。
株価も上がってきているので、もうそろそろ、更なる拡充を期待したいところです。
株主優待に長期保有制度はあるの?
継続保有が必須ではなく、3年以上10,000株以上で、QUOカード1,000円分の追加です。
継続保有の条件
2015年9月末日以降、毎年3月末日、9月末日の株主名簿に同一の株主番号で、連続して7回以上10,000株(2015年9月末は5,000株)以上保有されていることが記載または記録されていること。
株主優待:権利確定日はいつ?
次回の優待権利日は「2025年9月30日」です。
権利付き最終日の「9月26日」までに1000株以上の取得が必要です。
ウェッズに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。
ウェッズの優待が貰える直近の株主優待権利日
優待権利確定日:2025年9月30日
権利付き最終日:9月26日(金)・・・残り10ヵ月と5日(309日)
逆日歩日数:1日
ウェッズ(7551)の基本情報
情報更新日:2024年9月30日
code | 7551 | 優待内容 | クオカード |
---|---|---|---|
業種 | 輸送用機器 | 上場市場 | 東証スタンダード |
決算 | 3月 | 優待月 | 9月 |
本社 | 東京 | 上場年月日 | 1997年9月3日 |
単元株数 | 100 | 貸借区分 | 貸借 |
発行済株式数 | 16,118,000 | 企業のHP | 優待詳細 |
優待の種類 | オリジナルQUOカード |
株価更新日:2024年11月20日
20日の終値株価 | 594円 | 最低投資額 | 594,000円 |
---|---|---|---|
最低必要株数 | 1,000 | 継続保有 | 特典 |
クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。
ウェッズ(7551)過去の逆日歩
- 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
- 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。
確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。
優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表
権利日 | 株価 | 前日 貸借残 | 当日 貸借残 | 差分 | 出来高 | 逆日歩 | 品貸 日数 | 配当 | 規制 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
確逆 | 最逆 | |||||||||
2024-09-26 | 629 | -200 | -102,600 | -102,400 | 141,100 | 1.55 | 5.6 | 1 | 10.0 | |
2023-09-27 | 658 | 300 | -44,700 | -45,000 | 108,100 | 1.65 | 5.6 | 3 | 10.0 | |
2022-09-28 | 497 | 3,900 | -54,900 | -58,800 | 72,200 | 1.5 | 4.0 | 3 | 10.0 | |
2021-09-28 | 548 | 1,300 | -119,900 | -121,200 | 162,900 | 3.9 | 4.8 | 1 | 10.0 | |
2020-09-28 | 496 | -4,700 | -105,200 | -100,500 | 113,400 | 4.0 | 4.0 | 1 | 10.0 | |
2019-09-26 | 631 | -3,500 | -88,300 | -84,800 | 117,500 | 5.6 | 5.6 | 1 | 10.0 | |
2018-09-25 | 755 | 6,100 | -12,200 | -18,300 | 70,600 | 0.15 | 12.8 | 3 | 10.0 | 注意 |
2017-09-26 | 694 | -19,600 | -56,600 | -37,000 | 70,200 | 33.6 | 11.2 | 3 | 10.0 | 注意 |
2016-09-27 | 631 | -13,800 | -102,100 | -88,300 | 113,100 | 33.6 | 11.2 | 3 | 10.0 | 注意 |
2015-09-25 | 1,366 | 10,900 | 70,000 | 59,100 | 102,400 | 0.05 | 22.4 | 1 | 20.0 | 注意 |
2014-09-25 | 1,263 | 9,900 | 8,900 | -1,000 | 90,600 | 1 | 20.0 | |||
2013-09-25 | 1,360 | 48,300 | 49,900 | 1,600 | 7,900 | 1 | ||||
2012-09-25 | 648 | 11,300 | 11,100 | -200 | 1,300 | 3 | ||||
2011-09-27 | 0 | 2,300 | 2,300 | 0.0 | 0 | 3 |
ウェッズ(7551)のクロス取引・逆日歩リスク
逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。
クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。
優待権利日(9月30日)の逆日歩日数
○:逆日歩日数では低リスク2025年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。9月30日のクロス取引可能な銘柄数
○:銘柄数では低リスク株主優待数は386、そのうち270銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。ウェッズと同じQUOカード優待がある銘柄。
尚、9月実施のQUOカード優待は、他にもあります。
規制速報(注意喚起・申込停止)
×:規制情報では警戒範囲今までの優待権利日では、過去に4回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。- 2018/09/25:15円 (3日)・・・注意
- 2017/09/26:3,360円 (3日)・・・注意
- 2016/09/27:3,360円 (3日)・・・注意
- 2015/09/25:5円 (1日)・・・注意
近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)
△:やや注意発行済株式数は であり、 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。逆日歩更新日:2024年11月21日
市場区分:東証
月/日 融資新規 融資返済 融資残高 貸株新規 貸株返済 貸株残高 差引残高 貸借倍率 逆日歩 11/20(水) 0 0 17,200 0 0 300 16,900 57.33 0 11/19(火) 0 0 17,200 0 0 300 16,900 57.33 0 11/18(月) 0 0 17,200 0 0 300 16,900 57.33 0 11/15(金) 100 0 17,200 0 0 300 16,900 57.33 0 11/14(木) 0 0 17,100 200 0 300 16,800 57.0 0 11/13(水) 0 0 17,100 0 0 100 17,000 171.0 0 11/12(火) 0 0 17,100 0 0 100 17,000 171.0 0 11/11(月) 0 0 17,100 0 0 100 17,000 171.0 0 11/08(金) 0 0 17,100 0 0 100 17,000 171.0 0 11/07(木) 3,000 200 17,100 0 0 100 17,000 171.0 0 ウェッズの発生逆日歩
×:過去逆日歩では警戒範囲高額逆日歩の常連銘柄です。過去に4回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。- 2024/09/26:155円 (1日)
- 2023/09/27:165円 (3日)
- 2022/09/28:150円 (3日)
- 2021/09/28:390円 (1日)
- 2020/09/28:400円 (1日)
- 2019/09/26:560円 (1日)
- 2018/09/25:15円 (3日)・・・注意
- 2017/09/26:3,360円 (3日)・・・注意
- 2016/09/27:3,360円 (3日)・・・注意
- 2015/09/25:5円 (1日)・・・注意
過去の逆日歩は、100株単位での金額です。
尚、優待に必要な最低株数は1,000株なので、実際の逆日歩金額はさらに10倍です。
優待に必要な株数と投資額
△:やや注意株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。- 1000株:約59万円
- 2000株:約119万円
- 10000株:約594万円
- 20000株:約1,188万円
継続保有(必須・特典)の有無
×:優待価値では警戒範囲人気のQUOカード優待に加えて、継続保有で利回りアップ、逆日歩リスクが高まるので、ご注意です。ウェッズと優待価値が2,000円でほぼ一緒、9月実施の優待一覧。
- マミーマート
- 松本油脂製薬
- 日本航空
- マツキヨココカラ&カンパニー
- 東京會舘
ウェッズ(7551)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!
怖い逆日歩ですが、ウェッズは逆日歩なしの一般信用クロス取引も可能です。
11月20日の終値、株価594円の必要株数分(1000株)を丸めた金額でコストシミュレーション。
投資金額59万円の貸株料【各証券会社で比較】
営業 日数 | 月/日 | 貸株 日数 | SBI 証券 | GMO クリック 証券 | au カブコム 証券 | 松井 証券 | 楽天 証券 | SMBC 日興 証券 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9/26 | 2 | 126 | 124 | 48 | 65 | 126 | 45 |
2 | 9/25 | 3 | 189 | 187 | 73 | 97 | 189 | 68 |
3 | 9/24 | 6 | 378 | 373 | 145 | 194 | 378 | 136 |
4 | 9/23 | 7 | 441 | 436 | 170 | 226 | 441 | 158 |
5 | 9/22 | 8 | 504 | 498 | 194 | 259 | 504 | 181 |
6 | 9/19 | 9 | 567 | 560 | 218 | 291 | 567 | 204 |
7 | 9/18 | 10 | 630 | 622 | 242 | 323 | 630 | 226 |
8 | 9/17 | 13 | 820 | 809 | 315 | 420 | 820 | 294 |
9 | 9/16 | 14 | 883 | 871 | 339 | 453 | 317 | |
10 | 9/15 | 15 | 946 | 933 | 364 | 485 | 339 | |
11 | 9/12 | 16 | 1,009 | 996 | 388 | 517 | 362 | |
12 | 9/11 | 17 | 1,072 | 1,058 | 412 | 550 | 385 | |
13 | 9/10 | 20 | 1,261 | 1,245 | 485 | 647 | 453 | |
14 | 9/9 | 21 | 1,324 | 1,307 | 509 | 679 | 475 | |
15 | 9/8 | 22 | 533 | 711 | 498 | |||
16 | 9/5 | 23 | 558 | 744 | 520 | |||
17 | 9/4 | 24 | 582 | 776 | 543 | |||
18 | 9/3 | 27 | 655 | 873 | 611 | |||
19 | 9/2 | 28 | 679 | 905 | 634 | |||
20 | 9/1 | 29 | 703 | 938 | 656 | |||
21 | 8/29 | 30 | 727 | 970 | 679 | |||
22 | 8/28 | 31 | 752 | 1,002 | 702 |
ウェッズの権利付最終日(2025年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。
一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。
「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。
一般信用クロス取引手数料とやり方
制度信用クロス取引手数料とやり方
ウェッズ(7551)のクロス取引・株主優待まとめ
ウェッズ(7551)の株主優待制度は、何度か変更していますが、今も継続しているのは素晴らしいです。
尚、逆日歩常連銘柄です。優待新設してから2年間、全く逆日歩がなかったのは、貸借銘柄ではなかったからです。
また貸借銘柄になったばかりの2015年は、優待制度が改悪されたこともあり、少額の逆日歩です。ただその後は、優待利益をはるかに超える高額逆日歩ばかり発生しています。
株式分割で株数が増えても、高額逆日歩リスクは顕在、クロス取引する際は、かなり警戒が必要です。