ピーシーデポコーポレーション株主優待クロス取引

「PC DEPOT」が有名な『ピーシーデポコーポレーション』の株主優待情報をまとめました。

クロス取引を行いたい方に必要な情報(逆日歩・貸株料・つなぎ売り方法)をすべてまとめています。

投資メモ
ピーシーデポコーポレーションは、インターネットデバイス・ネットワーク総合専門店を展開する企業です。
一言で言うと、パソコンの販売、修理、サポートを行っている会社です。
技術サービス・サポートを提供する「PC DEPOTパソコンクリニック」にも積極的!

ピーシーデポコーポレーション(7618)の株主優待

ピーシーデポコーポレーション(7618)の株主優待は、自社店舗で利用できる優待券です。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容
通常の株主メンバー株主
100株以上1,000円相当2,000円相当
200株以上2,000円相当4,000円相当
400株以上3,000円相当6,000円相当
1,000株以上5,000円相当10,000円相当
5,000株以上10,000円相当20,000円相当
10,000株以上20,000円相当40,000円相当
40,000株以上50,000円相当100,000円相当
100,000株以上70,000円相当140,000円相当

ピーシーデポコーポレーション(7618)の優待権利日は年1回、3月末のみです。

保有株数に応じて、物品購入や技術サービスの支払いに使用できる優待券が貰えます。

尚、メンバー株主になっていると、優待価値は2倍です。

メンバー株主とは、「PREMIUM Membership」会員の事であり、月額制の会員メンバーです。

パソコンのウィルス対策、スマホ操作のレクチャーなどが受けられるサービスです。

ライトプラン、レギュラープラン、フルサポートプランがあり、最低でも月2,000円は必要です。

パソコンの操作に不慣れな方向きのサポートなので、株主優待目的で入会すると、あまりメリットはないでしょう。

物品購入で優待券を利用する場合、実店舗、ネットショップどちらでも利用可能です。

ただし、インターネットショップの場合、購入代金が3,000円未満の場合、500円の送料が必要です。

ネット通販目的で、優待券を取得するなら、送料を無料にできる1,000株以上(5,000円相当以上)がおすすめです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年3月31日」です。

権利付き最終日の「3月27日」までに100株以上の取得が必要です。

ピーシーデポコーポレーションに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ピーシーデポコーポレーションの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年3月31日

権利付き最終日:3月27日(水)・・・残り3ヵ月と19日(110日)
逆日歩日数:3日

ピーシーデポコーポレーション(7618)の基本情報

情報更新日:2023年10月29日

code7618優待内容買物または技術サービス優待券
業種小売業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月
本社神奈川上場年月日1999年10月29日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数52,622,000企業のHP優待詳細
優待の種類買物券 暮らし 自社商品

株価更新日:2023年10月26日

26日の終値株価479円最低投資額47,900円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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ピーシーデポコーポレーション(7618)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-03-292985,100-151,000-156,100392,3000.754.037.0
2022-03-2931717,400-11,800-29,200636,8000.04.017.0
2021-03-2950923,900-14,600-38,500306,7000.04.817.0
2020-03-274000-24,500-24,500303,8000.054.016.5
2019-03-264600-3,300-3,300240,3000.04.036.5
2018-03-27699116,60033,400-83,200319,30036.5
2017-03-28533107,300414,400307,100304,50036.5
2016-03-281,090-8,200-24,000-15,800163,3000.08.816.5
2015-03-2687421,80022,00020068,40015.0
2014-03-26897-13,300-18,900-5,60099,1000.058.015.0
2013-03-2623,000319-567-8861,8441200.03
2012-03-2720,28080-67-1472880.03
2011-03-2820,850116-354-470692400.01

過去、1,000円を超える逆日歩も発生していますが、株式分割する前なので、今の単元株数なら、100円にもなりません。

ピーシーデポコーポレーション(7618)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は769、クロス取引可能な貸借銘柄は551、同じ優待分類の企業も多いです。

    ピーシーデポコーポレーションと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、3月実施の『買物券 暮らし 自社商品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は52,622,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。
  5. ピーシーデポコーポレーションの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去5回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2023/03/29:75円 (3日)
    • 2020/03/27:5円 (1日)
    • 2014/03/26:5円 (1日)
    • 2013/03/26:120,000円 (3日)
    • 2011/03/28:40,000円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ×:必要株数では警戒範囲
    株数によって複数の優待バリエーションがあります。確認できただけでも8つ、大量取得者がいると危険です。
    • 100株:約5万円
    • 200株:約10万円
    • 400株:約19万円
    • 1000株:約48万円
    • 5000株:約240万円
    • 10000株:約479万円
    • 40000株:約1,916万円
    • 100000株:約4,790万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    ピーシーデポコーポレーションと同じ1,000円相当の銘柄です。


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ピーシーデポコーポレーション(7618)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の次に大事なピーシーデポコーポレーションのクロス取引手数料です。

10月26日の終値、株価479円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額4.8万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/2742120811217
23/26526251013269
33/256313012163111
43/227363514183613
53/218414116214115
63/2011565622295620
73/1912626124326222
83/1813676626346724
93/15147271283726
103/14157776303928
113/13189291364733
123/12199796375035
133/1120103101395337
143/821108106415539
153/722435841
163/625496646
173/526516848
183/427537150
193/128557452
202/2929577653
212/2832638459
222/2733658761

ピーシーデポコーポレーションの権利付最終日(2024年3月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額4.8万円、ピーシーデポコーポレーションのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年12月8日)から直近の優待権利日(2024年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ピーシーデポコーポレーションを4.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:4.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(112日分)+プレミアム料221円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(112日分)+プレミアム料
375円=55円+99円+221円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:4.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(112日分)295円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(112日分)
209円=3円+206円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ピーシーデポコーポレーションを4.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ21円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
160円=55円+99円+6円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ20円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:50円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
153円=50円+97円+6円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料6円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
160円=55円+99円+6円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)6円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:4.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)6円
【超割】

約定毎の手数料【現物:55円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
160円=55円+99円+6円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
9円=3円+6円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
9円=3円+6円

優待権利日最終日の制度信用クロスなら、貸株料はごくわずかです。

※ピーシーデポコーポレーションの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ピーシーデポコーポレーション(7618)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ピーシーデポコーポレーションの株主優待は、有料の会員メンバーになれば価値が2倍!
  • パソコンの技術サービスにも利用できる優待券だが、サポートを受けるならメンバー会員になった方がお得
  • しがらみのない通常株主でも十分優待利回りが良いが、100株だと使い道に困るので、1,000株以上がおすすめ!
  • 株価が安く、投資金額も低いので、10,000株でのクロス取引も狙えるが、逆日歩に注意
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