トップカルチャー(7640)は、2022年6月9日に優待制度の廃止を発表しています。

それが、白々しく、2024年優待導入の発表です。

過去に優待廃止したことには、触れていません。

忖度するメディアサイト違って、こういう時こそ、個人ブログの方が堂々と記事をかけるので、過去優待も併せてご紹介です。

 

トップカルチャー(7640)は、蔦屋書店やTSUTAYAを運営している企業です。

TSUTAYAって、カルチュア・コンビニエンス・クラブではないの?と思った方、さすがです。

実は、トップカルチャーは、カルチュア・コンビニエンス・クラブとフランチャイズ契約を締結している企業です。

そんなトップカルチャー(7640)の株主優待制度、優待クロス手数料、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

トップカルチャー株主優待引用元:トップカルチャー

トップカルチャー(7640)の株主優待

トップカルチャー(7640)の優待品は、図書カードです。

優待内容詳細

トップカルチャーの優待権利日は年1回、10月末のみです。

2024年10月からの株主優待

保有株式数 優待の内容
1年未満 継続保有1年以上
500株以上 1,000円分 1,500円分
1,500株以上 2,000円分 3,000円分

優待復活後は、TUTAYAギフト券から、図書カードに変更ですが、優待価値としては、ほぼ一緒です。

図書カードの方が、利便性が高いので、以前に比べるとやや拡充です。

2021年10月までの株主優待

蔦屋書店やTSUTAYAで利用できる額面500円のTSUTAYAギフト券です。

保有株式数 優待の内容
1年未満 継続保有1年以上
500株以上 ギフト券2枚 ギフト券3枚
1,500株以上 ギフト券4枚 ギフト券6枚

TSUTAYAギフト券は、全国のTSUTAYAチェーン加盟店(蔦屋書店・TSUTAYA)において、利用できます。

有効期限は約半年、お釣りはでません。

株主優待の歴史(優待の廃止や復活)

  1. 2021年10月末まで(過去の優待)
    500株:ギフト券2枚(1,000円相当)
  2. 2022年と2023年(優待廃止)
  3. 2024年10月末(優待導入)
    500株:図書カード1,000円分

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、TSUTAYAギフト券の枚数が1.5倍になるランクアップ特典です。

継続保有の条件

4月末及ひ10月末の株主名簿に同一の株主番号で連続3回以上記載されていること。

さらに、保有株式数が常に贈呈の基準を満たしていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年10月31日」です。

権利付き最終日の「10月29日」までに500株以上の取得が必要です。

トップカルチャーに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

トップカルチャーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年10月31日

権利付き最終日:10月29日(水)・・・残り11ヵ月と8日(342日)
逆日歩日数:4日

トップカルチャー(7640)の基本情報

情報更新日:2024年10月5日

code7640優待内容ギフト券
業種小売業上場市場東証スタンダード 
決算10月 優待月10月
本社新潟上場年月日2000年4月13日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数16,214,000企業のHP優待詳細
優待の種類図書カード

株価更新日:2024年11月20日

20日の終値株価140円最低投資額70,000円
最低必要株数500継続保有特典

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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トップカルチャー(7640)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2023-10-27182-700-28,800-28,10060,7000.34.013.0
2022-10-27204-29,300-65,800-36,50087,6000.54.013.0
2021-10-27330-68,400-211,300-142,900330,6003.754.030.0
2020-10-28365-14,400-215,100-200,700312,5009.04.030.0
2019-10-29332-65,000-209,000-144,000248,5000.054.010.0
2018-10-26368-202,300-311,000-108,700171,8007.98.010.0注意
2017-10-26542-314,900-488,200-173,300342,3009.69.617.5注意
2016-10-26475-118,400-350,100-231,700325,9008.08.017.5注意
2015-10-27513-80,200-231,700-151,500328,50028.89.637.5注意
2014-10-28505-254,100-451,000-196,900435,90038.49.647.5注意
2013-10-28484-307,600-618,000-310,400553,50012.012.01
2012-10-26376-148,200-348,700-200,500299,6006.06.01
2011-10-26380-92,300-229,500-137,200243,10012.012.01

2022年と2023年は、優待を実施していませんが、少額の逆日歩が発生しています。

トップカルチャー(7640)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(10月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2025年10月31日は、逆日歩日数が4日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 10月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄数34のうち、クロス向けの貸借銘柄は19、類似優待も少ないので注意です。
  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    今までの優待権利日では、過去に5回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2018/10/26:790円 (1日)・・・注意
    • 2017/10/26:960円 (1日)・・・注意
    • 2016/10/26:800円 (1日)・・・注意
    • 2015/10/27:2,880円 (3日)・・・注意
    • 2014/10/28:3,840円 (4日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証スタンダード 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2024年11月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/20(水)1001,30011,40000011,400-0
    11/19(火)1,300012,60000012,600-0
    11/18(月)200011,3000100011,300-0
    11/15(金)2,100011,10005,40010011,000111.00
    11/14(木)009,00001,1005,5003,5001.640
    11/13(水)03,8009,00002,6006,6002,4001.360
    11/12(火)2,900012,80006,4009,2003,6001.390
    11/11(月)02,8009,9005001,90015,600-5,7000.630.05
    11/08(金)3,00010012,7002,10080017,000-4,3000.750.05
    11/07(木)30009,80010012,70015,700-5,9000.620.05
  5. トップカルチャーの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に7回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2023/10/27:30円 (1日)
    • 2022/10/27:50円 (1日)
    • 2021/10/27:375円 (3日)
    • 2020/10/28:900円 (3日)
    • 2019/10/29:5円 (1日)
    • 2018/10/26:790円 (1日)・・・注意
    • 2017/10/26:960円 (1日)・・・注意
    • 2016/10/26:800円 (1日)・・・注意
    • 2015/10/27:2,880円 (3日)・・・注意
    • 2014/10/28:3,840円 (4日)・・・注意
    • 2013/10/28:1,200円 (1日)
    • 2012/10/26:600円 (1日)
    • 2011/10/26:1,200円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は500株なので、実際の逆日歩金額はさらに5倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    500株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 500株:約7万円
    • 1500株:約21万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    トップカルチャーと同じ1,000円相当の銘柄です。


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トップカルチャー(7640)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の理解を深めたら、次はトップカルチャーのクロス取引手数料です。

11月20日の終値、株価140円の必要株数分(500株)で計算。

投資金額7.0万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
110/295373714193713
210/286454417234516
310/277525220275219
410/248605923316021
510/239676626356724
610/2212908935469032
710/2113979637509735
810/2014105103405410538
910/1715112111435840
1010/1616120118466143
1110/1519142140557351
1210/1420150148587754
1310/1321157155608156
1410/1022165162638459
1510/923668862
1610/8267510070
1710/7277810472
1810/6288110775
1910/3298311178
2010/2308611581
2110/1339512789
229/30349813091

トップカルチャーの権利付最終日(2025年10月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額7.0万円、トップカルチャーのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月21日)から直近の優待権利日(2025年10月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、トップカルチャーを7.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(345日分)+プレミアム料992円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(345日分)+プレミアム料
1,190円=99円+99円+992円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(345日分)1,323円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(345日分)
931円=5円+926円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、トップカルチャーを7.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)のみ37円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(5日分)
209円=99円+99円+11円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)のみ37円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(5日分)
198円=90円+97円+11円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)+プレミアム料11円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(5日分)+プレミアム料
209円=99円+99円+11円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)11円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(5日分)11円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(5日分)
209円=99円+99円+11円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(5日分)
16円=5円+11円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(5日分)
15円=4円+11円

投資金額7万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※トップカルチャーの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

トップカルチャー(7640)のクロス取引・株主優待まとめ

  • TSUTAYAギフト券の優待の時は、常に逆日歩が発生、約10年間、最大逆日歩の発生率が5割を超えている
  • 優待に必要な最低保有株数は500株なので、クロス取引のリスクは大きい
  • 優待復活前は、毎回逆日歩が発生している逆日歩常連銘柄
  • 優待復活後の図書カードも人気優待なので、今後も警戒が必要
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