メタリアル株主優待

IPOオルツ(260A)のBB抽選に落選したら、密かに購入を検討していたのが、メタリアル (6182)です。

なぜって、メタリアルはオルツ(260A)の大株主だからです。

でも、オルツ(260A)に当選したので、2重のリスクは負いたくないしという事で、大量購入はやめました。
そこで、調べた情報を共有です。

(管理人がメタリアルの株を保有したかは秘密です。当記事は特定銘柄の株購入を促す目的の記事ではありません。また投資は自己責任でお願いします)

その他、注目のAI企業、メタリアルが優待を新設したときは、メディアが面白がって面白優待として、取り上げていましたが、今現在は?
話題の最先端VR機器が無料レンタルと、ちょっと無理がある優待でしたので、管理人的にはすぐになくなると思っていましたが・・・結果その通り。

そんなメタバース無料体験で一時は注目の『メタリアル』、オルツのIPOで再度注目されるのか?

株主優待のクロス取引を行いたい方に必要な情報(逆日歩・貸株料・つなぎ売り方法)が中心ですが、企業の魅力についても、まとめています。

投資メモ(個人メモ)

メタリアル (6182)は、AI技術を駆使した自動翻訳やメタバース関連事業を展開する企業
もともとロゼッタという名称でしたが、2021年に現在の社名に変更し、事業範囲を拡大
専門的な用語が多い、産業向けAIに定評

  • AI翻訳サービス: 主力事業の一つである自動翻訳システム「AIaaS(AI as a Service)」を提供
    企業の多言語対応を支援、専門的な翻訳が必要な業界向けに強みを発揮
  • メタバース関連サービス: 仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を利用したサービスを展開
    バーチャル観光や教育分野での活用に期待、メタバース技術を駆使して、C2C分野での新たなビジネス機会を創出
  • ウェアラブルデバイスとxRシステム: 建設業界向けのウェアラブルデバイスやxR(拡張現実)技術を使ったソリューションも提供

メタリアルは、AIやメタバースといった成長分野に特化した技術を有し、国内外での市場拡大を図っています。特に、翻訳業界の自動化やメタバース関連技術の進展によって、長期的な成長が期待されます。また、AI技術の需要が高まる中、メタリアルの提供するサービスは業界を超えて多くの分野に適用可能であり、将来性の高い企業です。

収益性の安定: 売上は2023年度に約41.8億円で推移し、前年比微減ではあるものの、純利益は前年比1,700%超の大幅増加を記録するなど、収益性が改善しつつあります。(まだ無配ですが・・・)

IPOオルツ(260A)の影響

メタリアルは、IPO予定のオルツ(260A)の大株主です。オルツは生成AI技術を基盤とする企業で、特にAIクローン技術「P.A.I.」を推進しており、これによりメタリアルが利益を得る可能性があります。オルツの上場が成功し、株価が上昇すれば、メタリアルの持分の評価益が上昇し、投資家の再注目を集めることができるからです。一方、IPO後の株式市場の反応次第では短期的なボラティリティが予想されるため、株価に影響が出る可能性もあります。

総合的な評価:メタリアルは、AI技術とメタバース分野における強みを生かし、成長が期待できる銘柄です。特に、オルツのIPOがポジティブな結果となれば、同社の株価に良い影響を与える可能性が高く、短期的な上昇も期待できるでしょう。

メタリアル(6182)の株主優待

メタリアル(6182)の株主優待、メタバース無料体験はなくなっています。

さりげなく、優待変更していることろがにくい。

優待開示情報は確かにありますが、詳細は企業のHPに記載がありません。(見つからないだけ??)

優待内容詳細

優待制度が変更しています。

2023年2月末からの優待

保有株式数 優待内容
100株以上 「Metareal AI カレッジ」の無料利用

優待権利日は年1回、2月末のみです。

気を付けないといけないのは、「Metareal AI」が使えるわけではないという事です。

「AI ニュースメールマガジン」、「AI リスキリング」コースの「動画コンテンツ自主学習(LMS)」が無償で視聴できるという優待内容です。

だから、カレッジなのです。

こんなの聞きたいのって思いましたが、「Metareal AIカレッジ」は、GPTや生成AIに関連した興味深い話題をテーマしており、通常は月額7,000円(税込7,700円)にて提供しています。

その全てではありませんが、一部コンテンツが無料で視聴できる優待。

もう面白優待ではなくなりました。

2022年8月末までの優待(過去)

保有株式数 優待内容
100株以上 メタバース無料体験

優待権利日は年2回、2月末と8月末です。

株式会社Travel DXのVR(仮想空間)世界旅行サービスと提携、「どこでもドアTrip」の体験ができます。

「どこでもドアTrip SelfHost コース」1カ月分がサービス内容です。

 

もちろん、メタバースをより実感できるよう、VR機器の無償レンタルも可能です。

つまり、メタリアルの株主優待は、メタバース空間(バーチャルリアリティー)の世界を体感できるというものです。

VRを全く知らない人にも手取り足取りでガイドするVR案内人サービス付きですが、「Travel DXのVR(仮想空間)世界旅行サービス」は、そもそも無料体験できるコースも多いんですよね。

さらに、VRゴーグル「Oculus Quest2」のレンタル期間は、1週間だけです。

 

最初からVR体験できる環境(処理落ちしないパソコンやVRゴーグル等)が揃っているなら、ありがたい優待制度ですが、初心者には少し、色々手間がかかってめんどくさそうです。

参考までに各種サービス情報を掲載です。

【どこでもドア Trip】

https://trip.dokodemodoors.com/

【セカぶらコース】

「どこでもドア Trip」に収録済のVR旅行を月額3,000円で行き放題となるプラン

https://trip.dokodemodoors.com/introduction-about-sekabura

VR案内人サービス: https://trip.dokodemodoors.com/vrconcierge

メタバースの優待案内:https://www.metareal.jp/download/2022032901.pdf

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年2月28日」です。

権利付き最終日の「2月26日」までに100株以上の取得が必要です。

メタリアルに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

メタリアルの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年2月28日

権利付き最終日:2月26日(水)・・・残り1ヵ月と11日(42日)
逆日歩日数:3日

メタリアル(6182)の基本情報

情報更新日:2024年8月7日

code6182優待内容自社子会社商品
業種サービス業上場市場東証グロース 
決算2月 優待月2月
本社東京上場年月日2015年11月19日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数10,768,000企業のHP優待詳細
優待の種類自社グループサービス

株価更新日:2025年1月14日

14日の終値株価687円最低投資額68,700円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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メタリアル(6182)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-02-271,7420.00.00.0355,0000.014.410.0
2023-02-241,1301,7000.0-1,70037,3000.09.610.0

2023年2月分より、データを追加していますが、優待人気というより、会社の知名度の問題かもしれませんが、逆日歩は発生していません。

補足:メタリアルの貸借銘柄への変更発表があったのは、2022年12月26日です。

その為、それより以前の過去、逆日歩が発生していないのは、当たり前です。

ロゼッタで上場後は、配当も実施していましたが、赤字になってから、無配が続いています。

メタリアル(6182)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(2月28日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 2月28日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄数129のうち、クロス向けの貸借銘柄は77、類似優待も少ないので注意です。
  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ○:株不足では低リスク
    発行済株数は10,768,000ですが、浮動株比率、貸借残比率などのバランスが良く、株不足に関しては、低リスクとデータが教えてくれています。

    逆日歩更新日:2024年11月22日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/21(木)400200126,2000100158,600-32,4000.80
    11/20(水)200100126,0002000158,700-32,7000.790
    11/19(火)1002,000125,90000158,500-32,6000.790
    11/18(月)4,7001,300127,80000158,500-30,7000.810
    11/15(金)100300124,4000300158,500-34,1000.780
    11/14(木)02,700124,6003000158,800-34,2000.780
    11/13(水)1,500500127,3000400158,500-31,2000.80
    11/12(火)1,3000126,3000600158,900-32,6000.790
    11/11(月)200200125,0000100159,500-34,5000.780
    11/08(金)8002,300125,0000600159,600-34,6000.780
  5. メタリアルの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    逆日歩の発生はありません。
  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみ、株価もそれほど高くないので、逆日歩リスクは少ないです。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値は低いですが、『メタリアル』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。

    • スタジオアタオ
    • マックスバリュ東海
    • ハピネス・アンド・ディ
    • DCMHD


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メタリアル(6182)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

データベース更新中:後日アクセスしてください
Warning: foreach() argument must be of type array|object, null given in /home/blog-master/kabu-cross.com/public_html/wp-content/themes/keni8-child/stock_new/stock7_commission.php on line 112

メタリアルは、逆日歩の発生しない、一般信用取引も可能です。

1月14日の終値、株価687円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額6.9万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
12/264292911152911
22/255373614193713
32/246444417234416
42/217525120265219
52/208595823305921
62/1911818031428129
72/1812888734458832
82/1713969537499634
92/1414103102405337
102/1315111109435740
112/1218133131516848
122/1119140138547250
132/1020147146577653
142/721155153607956
152/622628358
162/525719566
172/426749869
182/3277710271
191/31287910674
201/30298211077
211/29329112185
221/28339412587

メタリアルの権利付最終日(2025年2月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額6.9万円、メタリアルのクロス取引シミュレーションです。

本日(2025年1月15日)から直近の優待権利日(2025年2月28日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、メタリアルを6.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(46日分)+プレミアム料130円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(46日分)+プレミアム料
328円=99円+99円+130円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(46日分)174円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(46日分)
126円=5円+122円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、メタリアルを6.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ29円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
207円=99円+99円+9円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ29円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
195円=90円+97円+8円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料9円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
207円=99円+99円+9円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)9円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)8円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
206円=99円+99円+8円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
13円=5円+9円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
13円=4円+8円

投資金額6.9万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※メタリアルの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

メタリアル(6182)のクロス取引・株主優待まとめ

  • メタリアルは、面白優待銘柄として、テレビ東京系列のニュース番組でも紹介された企業
  • メタバースという無限の可能性を秘めた事業なので、現物保有の方が面白いかも
  • 優待制度を満喫するには、パソコン等のある程度の環境が必要
  • 目玉となるVRゴーグルのレンタル期間はたったの1週間と短いので当サイトでの優待価値評価は500円
  • 優待制度が変更しても、やはり優待価値は500円程度かな
  • AI知識を学びたい方には、おすすめのコンテンツ優待になるかもしれない
  • メタリアル(旧ロゼッタ)の上場時の株価の動き、IPOオルツ(260A)のセカンダリーで参考になるかも
  • IPOオルツ(260A)の株主優待導入にも期待
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