メック株主優待

銅表面処理剤などの電子基板向け薬品会社『メック』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

メックは、電子基板・部品製造用薬品の開発・製造・販売をおこなっている企業です。
半導体向け用途の高密度基板用銅表面処理剤が主力!
中国や台湾などアジアに積極展開!研究開発力に強みがある工業薬品メーカー!

メック(4971)の株主優待

メック(4971)の株主優待は、万能プリペイドカードのQUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 1,000円分
1,000株以上 2,000円分

メック(4971)の優待権利日は年1回、12月のみです。

優待制度の導入(新設)は2017年の12月末!

その後もず~とQUOカード優待を続けている素晴らしい企業!

保有株数に応じて、QUOカードが貰えます。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年12月31日」です。

権利付き最終日の「12月26日」までに100株以上の取得が必要です。

メックに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

メックの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年12月31日

権利付き最終日:12月26日(金)・・・残り7ヵ月と15日(229日)
逆日歩日数:6日

メック(4971)の基本情報

情報更新日:2024年9月29日

code4971優待内容クオカード
業種化学上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本社兵庫上場年月日2001年1月30日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数20,071,000企業のHP優待詳細
優待の種類QUOカード

株価更新日:2025年5月2日

2日の終値株価2,482円最低投資額248,200円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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メック(4971)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2023-12-274,150-33,600-70,500-36,900398,3001.533.6625.0
2022-12-282,09531,50020,400-11,100436,3000.016.8525.0
2021-12-284,0355,7000-5,700220,8000.032.8521.0
2020-12-282,281-2,300-45,200-42,900120,3002.2518.4514.0
2019-12-261,545-4,400-37,000-32,600249,8000.3525.6714.0注意
2018-12-2597112,3006,500-5,800318,700714.0
2017-12-262,32912,6001,000-11,600194,200612.0注意
2016-12-2792845,30045,500200145,1005
2015-12-25841015,20015,200188,6005
2014-12-25954214,200209,700-4,500162,9006
2013-12-2564932,10019,600-12,500260,1007
2012-12-2528019,40016,100-3,30083,8007
2011-12-2727341,80041,700-1004,7005

メック(4971)のクロス取引・高額逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(12月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2025年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 12月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は180、そのうち114銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    メックと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、12月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2019/12/26:35円 (7日)・・・注意
    • 2017/12/26:0円 (6日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は20,071,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2025年5月9日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    05/08(木)03008,900006008,30014.830
    05/07(水)07009,20002006008,60015.330
    05/02(金)40009,90010008009,10012.380
    05/01(木)2,3002009,50030007008,80013.570
    04/30(水)01007,40010004007,00018.50
    04/28(月)007,50001003007,20025.00
    04/25(金)022,2007,50020004007,10018.750
    04/24(木)21,00020029,700100020029,500148.50
    04/23(水)2001,2008,90010001008,80089.00
    04/22(火)01009,9000009,900-0
  5. メックの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、3回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2023/12/27:150円 (6日)
    • 2020/12/28:225円 (5日)
    • 2019/12/26:35円 (7日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約25万円
    • 1000株:約248万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

    メックと同じ1,000円相当の銘柄です。


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メック(4971)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較

メックの逆日歩が嫌なら、早めの一般信用クロス取引です。

5月2日の終値、株価2,482円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額24.8万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/267185183719518567
212/2582122098210921276
312/2411291288112149291105
412/2312318314122163318114
512/2213344340132177344124
612/1914371366143190371133
712/1815397392153204397143
812/1718477471183245171
912/1619503497194258181
1012/1520530523204272190
1112/1221556549214285200
1212/1122583575224299209
1312/1025662654255340238
1412/926689680265353247
1512/827275367257
1612/528285380266
1712/429296394276
1812/332326435304
1912/233336448314
2012/134347462323
2111/2835357476333
2211/2736367489342

メックの権利付最終日(2025年12月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額24.8万円、メックのクロス取引シミュレーションです。

本日(2025年5月11日)から直近の優待権利日(2025年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、メックを24.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:24.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(237日分)+プレミアム料2,415円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(237日分)+プレミアム料
2,830円=198×2円+19円+2,415円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:24.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(237日分)3,221円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(237日分)
2,271円=17円+2,254円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、メックを24.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ185円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
470円=198×2円+19円+55円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ183円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
440円=187×2円+14円+52円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料55円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
470円=198×2円+19円+55円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)55円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)52円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
467円=198×2円+19円+52円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
72円=17円+55円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
68円=16円+52円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※メックの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、メックの一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
05/09(金)1,9001,800-1,800
05/08(木)1,9001,900-1,900
05/07(水)1,9001,900-1,900
05/05(月)1,9001,900-1,900
05/02(金)1,9001,800-1,900
05/01(木)1,9001,800-1,900
04/29(火)1,9001,900-1,900
04/28(月)1,9001,800-1,900

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

12月の株主優待情報をまとめて確認

メック(4971)のクロス取引・株主優待まとめ

  • メック(4971)は、発行済株式数がやや少なく、注意喚起の規制が入るが、高額逆日歩の発生はなし
  • 過去の逆日歩の最大は、100株で225円だが、高額逆日歩のリスクがあるので注意
  • 株主優待制度の新設時より株価は2倍以上になっており、クロス取引の優待利回りは高くない
  • QUOカード優待としては、優待価値より高額逆日歩のリスクの方が上回る!
  • 一般信用売り在庫もあるが、早めのクロス取引は、逆日歩より手数料負けする可能性あり
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