さくらインターネット株主優待クロス取引

さくらインターネット(3778)は、クラウド関連のサービスを提供している企業です。

そんなさくらインターネット(3778)で優待クロス取引を行うために必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、株主優待制度、過去の逆日歩一覧、必要コスト(手数料)の理解が深まります。

投資メモ

さくらインターネットは、インターネットインフラサービスを提供する大手企業
さくらのレンタルサーバー、さくらのVPS、さくらのクラウドなど、低価格で高品質のサービスが人気

  • クラウドサービス: 主力事業、特に官公庁や製造業向けに強力なクラウドインフラを提供
    データセンターの運用を中心に、近年はAIやIoT向けのプラットフォーム事業にも注力
    石狩データセンターでは再生可能エネルギーを100%使用し、サステナブルな運営を実現
  • データセンター事業: 東京、大阪、北海道で自社データセンターを展開
    大規模な郊外型データセンターを持ち、クラウドサービスやIoTに対応した高度なサービスを提供
    AIインフラやGPUを活用した先進的な技術投資が進んでいる
  • ガバメントクラウド: 日本政府向けのクラウドインフラサービスにも参入、従来の通信キャリア主導からネット企業主導への転換期

さくらインターネットの魅力は、クラウド事業の成長データセンターの拡大にです。AIやIoTの発展により、クラウドサービスの需要は今後も増加が見込まれ、特に再生エネルギーを活用したサステナブルなデータセンターに注目です。

また、ガバメントクラウドへの進出は長期的な成長を支える要因となり、積極的な投資と技術開発により、国内外の需要をさらに取り込む可能性があります。多角的な展開により、今後も持続的な成長が期待できる企業。

さくらインターネット(3778)の株主優待

さくらインターネット(3778)の株主優待は、残念ながら自社サービスの割引ではありませんが、人気の高いQUOカード優待です。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 500円のQUOカード

さくらインターネット(3778)の優待権利日は年2回3月末と9月末です。

100株以上で貰えるのは、500円分のQUOカードです。

たった500円のQUOカードと思ってはいけません。

投資金額6万円前後(2023年時点)で、500円分のQUOカード、仮に60万円の投資金額だったら5,000円分の優待という事、つまり優待利回りが高いんです。

欲を言えば、さくらのVPSの利用料が半年間無料になる優待などあれば、さらに魅力ですが、500円QUOカードでも、十分優待価値の高い銘柄です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

さくらインターネットに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

さくらインターネットの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年9月30日

権利付き最終日:9月26日(金)・・・残り5ヵ月と24日(177日)
逆日歩日数:1日

さくらインターネット(3778)の基本情報

情報更新日:2024年9月30日

code3778優待内容クオカード
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本社大阪上場年月日2005年10月12日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数41,890,000企業のHP優待詳細
優待の種類オリジナルQUOカード

株価更新日:2025年4月1日

1日の終値株価3,655円最低投資額365,500円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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さくらインターネット(3778)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-09-264,595-702,100-736,600-34,5006,266,8000.1573.610.0停止
2024-03-276,3600.00.00.01,554,7000.0102.433.5停止
2023-09-271,299-188,000-170,40017,6001,071,6000.1520.830.0注意
2023-03-2962238,4000.0-38,400248,5000.05.633.5
2022-09-2852711,000-11,700-22,700334,1000.04.830.0
2022-03-29546-46,100-99,400-53,300240,4000.14.813.0
2021-09-28636-39,200-83,500-44,300224,8000.05.61
2021-03-297754,6000.0-4,600695,8000.06.413.0
2020-09-287780.00.00.0889,1000.06.41
2020-03-2746221,8002,900-18,900461,60012.5
2019-09-266280.0-36,800-36,800260,4000.05.61
2019-03-2651922,0000.0-22,000325,4000.04.832.5
2018-09-257190.00.00.0275,2000.06.43
2018-03-277490.00.00.0288,5000.012.832.5注意
2017-09-268600.00.00.0242,1000.014.43注意
2017-03-28928113,300107,500-5,800475,50032.5注意
2016-09-27998-463,500-340,900122,600446,8000.1516.03注意
2016-03-281,398922,100940,80018,7001,802,00012.5停止
2015-03-2687368,300125,70057,40027,000110.0
2014-09-2553165,40065,000-4004,8001
2014-03-2660156,70056,80010014,60015.0
2013-09-2562052,00055,2003,20013,5001
2013-03-2661747,40068,50021,1005,0003
2012-09-2545240,70039,500-1,2004,4003
2012-03-2762167,80066,600-1,2005,8003
2011-09-27112,00023031888453
2011-03-28140,900203183-207591

さくらインターネット(3778)最大逆日歩リスク【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は386、そのうち270銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    さくらインターネットと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、9月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    2024年11月11日より注意喚起の規制が発生中、更に今まで8回も規制が入っている、要注意銘柄です。
    • 2024/09/26:15円 (1日)・・・停止
    • 2024/03/27:0円 (3日)・・・停止
    • 2023/09/27:15円 (3日)・・・注意
    • 2018/03/27:0円 (3日)・・・注意
    • 2017/09/26:0円 (3日)・・・注意
    • 2017/03/28:0円 (3日)・・・注意
    • 2016/09/27:15円 (3日)・・・注意
    • 2016/03/28:0円 (1日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は41,890,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2025年4月1日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/31(月)26,60026,5001,520,60010001,520,60001.00
    03/28(金)46,90046,5001,520,50040001,520,50001.00
    03/27(木)34,80034,8001,520,100001,520,10001.00
    03/26(水)18,90018,9001,520,100001,520,10001.00
    03/25(火)28,40028,5001,520,10001001,520,10001.00
    03/24(月)15,90015,8001,520,20010001,520,20001.00
    03/21(金)4,8004,9001,520,10001001,520,10001.00
    03/19(水)4,5004,4001,520,20010001,520,20001.00
    03/14(金)5,700205,7001,520,1000200,0001,520,10001.00
    03/13(木)38,90039,0001,720,10001001,720,10001.00
  5. さくらインターネットの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去4回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2024/09/26:15円 (1日)・・・停止
    • 2023/09/27:15円 (3日)・・・注意
    • 2022/03/29:10円 (1日)
    • 2016/09/27:15円 (3日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

    優待価値は低いですが、『さくらインターネット』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。


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さくらインターネット(3778)優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

さくらインターネットは、逆日歩の発生しない、一般信用クロス取引も可能です。

4月1日の終値、株価3,655円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額36.6万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262787730407828
29/253117116456011742
39/2462352329012023584
49/22727427010514027498
59/198313309120160313112
69/1810391386150201391140
79/1713508502196261508182
89/1614547540211281197
99/1215587579226301211
109/1116626618241321225
119/1020782772301401281
129/921821811316421295
139/822860849331441309
149/523899888346461323
159/424361481337
169/327406541379
179/228421562393
189/129436582407
198/2930451602421
208/2831466622435

さくらインターネットの権利付最終日(2025年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額36.6万円、さくらインターネットのクロス取引シミュレーションです。

本日(2025年4月2日)から直近の優待権利日(2025年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、さくらインターネットを36.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:36.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(181日分)+プレミアム料2,722円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(181日分)+プレミアム料
3,146円=198×2円+28円+2,722円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(181日分)
4,730円=1,100円+3,630円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(181日分)
2,566円=25円+2,541円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、さくらインターネットを36.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:36.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ78円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
447円=198×2円+28円+23円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:36.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ77円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
416円=187×2円+20円+22円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:36.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料23円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
447円=198×2円+28円+23円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,123円=1,100円+23円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:36.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)22円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
446円=198×2円+28円+22円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
48円=25円+23円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
45円=23円+22円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の1日に返却日を加えた2日です。

※さくらインターネットの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

さくらインターネット(3778)のクロス取引・株主優待まとめ

さくらインターネット(3778)で優待クロス取引したい方には、ちょっと安心する過去の逆日歩結果です。

最大逆日歩になっても、注意喚起等の規制にならなければ、悪くて利益分が相殺される程度、立ち直れなくなるような、高額逆日歩の心配は少ないです。

3月末、9月末優待という事で、他の銘柄に資産が分散されているのも、逆日歩が発生しにくくなっている要因の1つでしょう。

いずれにしても、投資金額も安く、逆日歩リスクも少ない、理想的なクロス取引銘柄です。

優待利益が少ないので、クロス取引に固執する方も少なく、株初心者こそ、トライしてみる価値あるでしょう。

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