ピタットハウスで有名な『スターツコーポレーション』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得な優待クロス取引のやり方がわかります。

スターツコーポレーションは、建築・土地活用の不動産事業をおこなっている企業です。
さらに金融・コンサルティング、出版・IT・情報・広告事業など、グループ総合力が魅力!

スターツコーポレーション(8850)の株主優待

スターツコーポレーション(8850)の株主優待は、自社関連サービスの割引です。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 自社関連サービスを優待価格
①ピタットハウスの10%割引
②相田みつを美術館 購入料金30%割引
③ゴルフ プレーフィー20%割引
④ホテル 宿泊料金20%割引

スターツコーポレーション(8850)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

ピタットハウスの不動産賃貸及び売買の仲介手数料10%割引ですが、全国に650店舗以上あるすべての店舗で利用はできません。

優待割引が受けられるのは、以下の「ピタットハウス」スターツ店のみなので、ご注意です。

「ピタットハウス」スターツ店一覧

飯田橋店、都心営業2課、アセット営業部、都心営業1課、法人営業1課、インターナショナルTOKYO、都心販売センター、浅草橋店、門前仲町店、東陽町店、亀戸店、豊洲シエルタワー店、森下店、五反田店、大井町区役所通り店、自由が丘店、蒲田店、明大前店、三軒茶屋店、経堂店、渋谷明治通り店、中野店、荻窪店、池袋店、練馬西口店、西新井店、北千住東口店、新小岩店、西葛西店、船堀店、葛西店、篠崎店、一之江店、小岩店、瑞江店、西葛西販売センター、船堀販売センター、立川店、三鷹北口店、府中店、仙川店、調布店、国分寺店

宿泊料金が20%割引になるホテル・旅館一覧

「ホテル エミオン 東京ベイ」、「ホテル エミオン 京都」、「ホテル ルミエール グランデ 流山おおたかの森」、「ホテル ルミエール葛西・西葛西」、「ホテル ケヤキゲート 東京府中」、「沖縄ナハナ・ホテル&スパ」、長野・戸倉上山田温泉「信州の湯 清風園」、日光温泉郷・川治温泉「湯けむりの里 柏屋」、「スターツ笠間ゴルフ倶楽部」、「スターツグアムゴルフリゾート」、ハワイ コンドミニアム「ロイヤルクヒオ」、「ホテル エミオン プノンペン」

さらに、「ホテル エミオン 東京ベイ」や「旬味 京橋本店」、「旬味 新浦安店」などは、食事料金が20%割引になります。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

スターツコーポレーションに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

スターツコーポレーションの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り5ヵ月と0日(153日)
逆日歩日数:1日

スターツコーポレーション(8850)の基本情報

情報更新日:2024年3月30日

code8850優待内容優待券
業種不動産業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本社東京上場年月日1989年5月30日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数53,998,000企業のHP優待詳細
優待の種類暮らし 旅行・宿泊 娯楽レジャー 飲食券

株価更新日:2024年4月25日

25日の終値株価3,500円最低投資額350,000円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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スターツコーポレーション(8850)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2024-03-273,185-11,800-16,800-5,000126,9005.8525.635.0
2023-09-273,0102,0001,400-60078,9000.024.8350.0
2023-03-292,542500300-20085,3000.062.4350.0
2022-09-282,627-1,000-1,0000.090,3000.021.6343.0
2022-03-292,4640.00.00.074,6000.020.0140.0
2021-09-282,7320.00.00.0158,1000.022.4133.0
2021-03-293,040-1,400-1,600-200105,9000.024.8132.0
2020-09-282,373-4,900-6,400-1,50071,2000.0519.2130.0
2020-03-272,142-1,100-3,700-2,600165,9000.0517.6130.0
2019-09-262,690-3,700-6,400-2,700179,3000.0521.6135.0
2019-03-262,397-2,5000.02,500103,300337.0
2018-09-252,5162,1002,200100208,100332.0
2018-03-272,881-18,50017,40035,900173,400330.0
2017-09-262,879-29,9001,50031,400137,900330.0
2017-03-282,439-24,600-54,800-30,200116,5004.0520.0330.0
2016-09-271,85911,8007,000-4,800175,000325.0
2016-03-282,4691,0003,1002,10085,200125.0
2015-03-261,84625,90019,200-6,700131,800122.0
2014-09-251,58257,10090,00032,900138,200122.0
2014-03-261,29595,50099,0003,50030,500118.0
2013-09-251,00081,00085,0004,000138,500116.0
2013-03-2695158,00054,000-4,00070,5003
2012-09-2549835,50031,500-4,00022,5003
2012-03-2743631,00028,000-3,00014,0003
2011-09-2735013,00013,0000.09,5003
2011-03-2832830,00030,50050016,0001

スターツコーポレーション(8850)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は388、クロス取引可能な貸借銘柄は277、同じ優待分類の企業も多いです。

    スターツコーポレーションと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、9月実施の『暮らし 旅行・宿泊 娯楽レジャー 飲食券』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は53,998,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年4月26日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/25(木)4,2001,00012,600010020,000-7,4000.630.10
    04/24(水)03009,4001,10010020,100-10,7000.470.40
    04/23(火)2,1005009,70010040019,100-9,4000.510.05
    04/22(月)1,3003008,10070070019,400-11,3000.420.05
    04/19(金)5001,0007,1001,100019,400-12,3000.370.10
    04/18(木)04,7007,6001,70030018,300-10,7000.420.05
    04/17(水)400012,3001,600016,900-4,6000.730.30
    04/16(火)4,6002,30011,90040040015,300-3,4000.780.10
    04/15(月)1002009,60050010015,300-5,7000.630.05
    04/12(金)3,7001009,7001001,50014,900-5,2000.650.05
  5. スターツコーポレーションの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去5回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2024/03/27:585円 (3日)
    • 2020/09/28:5円 (1日)
    • 2020/03/27:5円 (1日)
    • 2019/09/26:5円 (1日)
    • 2017/03/28:405円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値は低いですが、『スターツコーポレーション』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。


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スターツコーポレーション(8850)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

スターツコーポレーションは、逆日歩の発生しない、一般信用取引も可能です。

4月25日の終値、株価3,500円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額35.0万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262757429387527
29/255187185729618767
39/2462242228611522481
49/20726225810113426294
59/198299295115153299107
69/1812449443173230449161
79/1713486480187249486175
89/1314524517201268188
99/1215561554216288201
109/1119711701273364255
119/1020748738288384268
129/921785775302403282
139/622823812316422295
149/523860849331441309
159/426374499349
169/327388518362
179/228403537376
188/3029417556389
198/2930432575403
208/2833475633443

スターツコーポレーションの権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額35.0万円、スターツコーポレーションのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月26日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、スターツコーポレーションを35.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:35万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(155日分)+プレミアム料2,229円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(155日分)+プレミアム料
2,652円=198×2円+27円+2,229円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(155日分)
4,073円=1,100円+2,973円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(155日分)
2,105円=24円+2,081円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、スターツコーポレーションを35.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:35万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ75円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
445円=198×2円+27円+22円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:35万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ74円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
414円=187×2円+19円+21円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:35万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料22円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
445円=198×2円+27円+22円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,122円=1,100円+22円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:35万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)21円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
444円=198×2円+27円+21円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
46円=24円+22円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
43円=22円+21円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の1日に返却日を加えた2日です。

※スターツコーポレーションの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、スターツの一般信用売り在庫の近況です。

月/日朝方日中夕方
04/24(水)7001,0001,0001,000
04/23(火)700700700700
04/22(月)1,0001,000700700
04/19(金)1,0001,0001,0001,000
04/18(木)1,0001,0001,0001,000
04/17(水)1,0001,0001,0001,000
04/16(火)1,0001,0001,0001,000
04/15(月)1,0001,0001,0001,000

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

9月の株主優待情報をまとめて確認

スターツコーポレーション(8850)のクロス取引・株主優待まとめ

スターツコーポレーション(8850)の逆日歩リスクは低いです。

ピタットハウス等を利用する!といった明確な目的がなければ、利用価値が低いからです。

提携するホテル等の20%割引も、直接予約した場合に適用となるので、旅行会社の割引パックとの比較で、確実に優待価格で宿泊した方が安いとは限りません。

いずれにしても、9月末の株主優待、他にも魅力的な優待がある企業が多いので、どうしても取得の為の優先順位が低くなるのでしょう。

それでも、逆日歩リスクは0ではありません。安心を求めるなら、一般信用クロス取引がおすすめです。

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