ファースト住建の株主優待

ファースト住建(8917)は、建築工事及び土木工事の設計やコンサルティング、不動産売買等をおこなっている企業です。

不動産企業の株主優待と言えば・・・ということで、ファースト住建は期待を裏切りません。

株主優待ファン恒例の優待品が期待できる企業です。

そんな、ファースト住建の株主優待制度、クロス取引手数料、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

投資メモ

低価格な住まいづくりにこだわる住宅メーカー
主力は戸建分譲だが、注文住宅や賃貸事業にも注力

ファースト住建(8917)の株主優待

ファースト住建(8917)の株主優待は、期待通りの①QUOカードです。

さらに、大量保有者(といっても300株)には、手延素麺揖保乃糸 食べくらべセット(上級品・特級品・縒つむぎ)が贈呈されます。

さらに300株以上なら②おじゃこのやわ煮(小豆島発 海辺近くの食工房)が貰えます。

優待内容詳細

保有株式数 優待の内容
100株以上 ①QUOカード(500円分)
300株以上 ②おじゃこのやわ煮

ファースト住建(8917)の優待権利日は年2回、4月末と10月末です。

100株保有なら、株主優待でおなじみのQUOカードが貰えます。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須あり

1年以上の継続保有が必須の株主優待制度です。

継続保有の条件

年2回(4月、10月)確定する株主名簿に同じ株主番号で3回以上連続で記載されること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年10月31日」です。

権利付き最終日の「10月29日」までに100株以上の取得が必要です。

ファースト住建に配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ファースト住建の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年10月31日

権利付き最終日:10月29日(火)・・・残り6ヵ月と1日(184日)
逆日歩日数:1日

ファースト住建(8917)の基本情報

情報更新日:2024年3月30日

code8917優待内容クオカード等
業種不動産業上場市場東証プライム 
決算10月 優待月4月、10月
本社兵庫上場年月日2003年9月24日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数16,901,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券

株価更新日:2024年4月26日

26日の終値株価1,076円最低投資額107,600円
最低必要株数100継続保有必須

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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ファースト住建(8917)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-10-271,151-58,300-225,000-166,700299,7003.09.6122.0
2023-04-261,161-112,100-231,200-119,100323,2003.319.2321.0注意
2022-10-271,100-101,000-204,700-103,700229,4005.017.6122.0注意
2022-04-261,098-82,600-177,100-94,500214,9003.68.8421.0
2021-10-271,254-85,600-237,700-152,100358,2009.010.4322.0
2021-04-271,266-70,600-204,100-133,500401,80043.210.4621.0
2020-10-28990-73,100-137,900-64,800221,6003.458.0322.0
2020-04-27933-66,200-164,500-98,300304,1000.558.0121.0
2019-10-291,289-49,000-153,200-104,200263,1003.410.4122.0
2019-04-231,253-16,700-48,500-31,800206,1001.6510.41121.0
2018-10-261,337-4,100-52,200-48,100145,7000.5511.2122.0
2018-04-241,6540-38,200-38,200161,7003.413.6421.0
2017-10-261,802-400-61,800-61,400109,2001.515.2122.0
2017-04-251,476-22,900-99,700-76,800115,1003.312.0321.0
2016-10-261,339-5,400-94,400-89,000141,4003.011.2121.0
2016-04-251,3181,400-83,800-85,200156,8003.011.2419.0
2015-10-271,391-28,200-137,600-109,400160,8008.711.2319.0
2015-04-241,441-35,700-218,200-182,500238,1002.812.0118.0
2014-10-281,1702,400-43,200-45,600173,30029.69.6419.0
2014-04-241,4953,6005,6002,00032,300118.0
2013-10-281,63918,00013,500-4,50041,6001
2013-04-241,790100,500117,80017,30090,4001
2012-10-2685864,70059,500-5,20030,5001
2012-04-24791106,100102,100-4,00037,0004
2011-10-2660527,80025,900-1,9007,1001
2011-04-2567763,20061,400-1,8009,4004

ファースト住建(8917)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(10月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年10月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 10月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄30のうち、クロス向けは17と少ない中でのQUOカード優待なので、注意です。

    ファースト住建と同じ10月のQUOカード優待一覧。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2023/04/26:330円 (3日)・・・注意
    • 2022/10/27:500円 (1日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2024年4月26日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/25(木)03,30011,200259,9005,800315,500-304,3000.046.10
    04/24(水)090014,50025,3003,00061,400-46,9000.240.20
    04/23(火)5,1005,60015,4005,90040039,100-23,7000.390.05
    04/22(月)30014,20015,9002,4001,60033,600-17,7000.470.05
    04/19(金)8,4001,50029,8001,60030032,800-3,0000.910
    04/18(木)6007,30022,9002,10020031,500-8,6000.730.05
    04/17(水)6,1002,30029,6004,00020029,60001.00
    04/16(火)5,400025,8002,000025,80001.00
    04/15(月)4,10040020,4004,40030023,800-3,4000.860.05
    04/12(金)3,7002,30016,7001,500019,700-3,0000.850.05
  5. ファースト住建の発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    最大逆日歩にはなっていませんが、高額な逆日歩が過去2回、逆日歩も今まで19回発生、日数が多い時は危険です。
    • 2023/10/27:300円 (1日)
    • 2023/04/26:330円 (3日)・・・注意
    • 2022/10/27:500円 (1日)・・・注意
    • 2022/04/26:360円 (4日)
    • 2021/10/27:900円 (3日)
    • 2021/04/27:4,320円 (6日)
    • 2020/10/28:345円 (3日)
    • 2020/04/27:55円 (1日)
    • 2019/10/29:340円 (1日)
    • 2019/04/23:165円 (11日)
    • 2018/10/26:55円 (1日)
    • 2018/04/24:340円 (4日)
    • 2017/10/26:150円 (1日)
    • 2017/04/25:330円 (3日)
    • 2016/10/26:300円 (1日)
    • 2016/04/25:300円 (4日)
    • 2015/10/27:870円 (3日)
    • 2015/04/24:280円 (1日)
    • 2014/10/28:2,960円 (4日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約11万円
    • 300株:約32万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ○:優待価値では低リスク
    1年以上の継続保有が必須、安心感あり。ただしQUOカード優待、絶対に大丈夫ではありません。

    優待価値は低いですが、『ファースト住建』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。


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ファースト住建(8917)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の次に大事なファースト住建のクロス取引手数料です。

4月26日の終値、株価1,076円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額10.8万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
110/2922323912238
210/283353413183512
310/254464618244617
410/245585722305821
510/238929136479233
610/229104103405310437
710/2110115114445911541
810/1811127125496512746
910/1712138137537150
1010/1615173171678962
1110/1516185182719566
1210/11171961947510170
1310/10182082058010775
1410/9222542519813091
1510/82310213695
1610/72410714299
1710/425111148104
1810/326115154108
1910/229129172120
2010/130133178124
219/3031138183128

ファースト住建の権利付最終日(2024年10月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額10.8万円、ファースト住建のクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月28日)から直近の優待権利日(2024年10月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ファースト住建を10.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:10.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(185日分)+プレミアム料821円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(185日分)+プレミアム料
1,084円=115円+148円+821円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:10.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(185日分)1,095円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(185日分)
774円=7円+766円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ファースト住建を10.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ23円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
270円=115円+148円+7円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ23円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
250円=100円+143円+7円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料7円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
270円=115円+148円+7円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)7円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:10.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)7円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
270円=115円+148円+7円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
14円=7円+7円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
13円=7円+7円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので2日です。

※ファースト住建の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ファースト住建(8917)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ファースト住建(8917)の優待品は、人気のQUOカード
  • 500円のQUOカードなので、手数料負けする可能性が高い
  • 投資金額は10万円前後、1年以上の継続保有必須だが、毎年逆日歩が発生
  • 制度信用クロス取引は、かなりのリスク
  • 逆に一般信用クロス取引なら、株価が低い事が幸いにして、貸株料も安い
  • 1週間以上前から信用売りを保有していても、証券会社によっては100円程度の貸株料

ただし、優待クロス取引で大きな利益は見込めません。

手間暇を考えたら、あまりおすすめできない優待クロス銘柄かも知れません。

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