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アルピコホールディングス(297A)が新規上場承認【初値予想】長野県中心の地域密着企業に注目

アルピコホールディングス(297A)が新規上場承認【初値予想】長野県中心の地域密着企業に注目

アルピコホールディングス(297A)が新規上場承認されました。

12月のIPO第11弾です。

小売、運輸、観光の各事業を中心とした巨大グループ企業です。

証券コードの業種的にはサービス業ですが、アルピコホールディングス(297A)が提出した有価証券届出書における業種は、陸運業です。

長野県松本市を中心とした観光事業や陸運業に力を入れているという事なのでしょう。

そんなアルピコホールディングス(297A)のIPO初値は期待できるの?

IPO初値予想に必要な各種データをまとめているのが、当記事の内容です。

IPO情報について

当サイトでは、アルピコホールディングス(297A)IPO初値予想に関する最新情報を常に更新しています。新規上場承認時、仮条件決定時、公募価格決定時などの重要な節目ごとに記事を見直し、IPOが上場し、初値が付くまで継続して情報を提供いたします。IPOに関するスケジュール一覧も掲載しており、読者の皆さまが今後の予定を一目で確認できるようになっています。

最新の情報をいち早くキャッチしたい方や、IPOの動向を追いたい方は、定期的にご確認いただけると幸いです。

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事業内容の解説【投資家向けポイント】

アルピコホールディングスは純粋持株会社であり、以下の5つの事業を展開しています。

    • 流通事業:長野県を中心に食品スーパーマーケット「デリシア」(51店舗)と業務スーパー「ユーパレット」(9店舗)を運営
      地域密着型の店舗展開を行い、移動スーパーやネットスーパーを活用して幅広い顧客層がターゲット
    • 運輸事業:長野県を拠点に高速バス、観光路線バス、一般路線バス、鉄道(上高地線)を運営
      また、県内トップクラスのシェアを持つタクシー事業も展開
    • 観光事業:長野県内でホテルや旅館、ゴルフ場、キャンプ場などを運営
      サービスエリア事業や旅行代理業も展開
    • 不動産事業:長野県を中心に賃貸不動産や別荘管理事業を展開
      八ヶ岳エリアなどでリゾート用地の管理も行っている
    • その他サービス事業:保険代理業やリース事業を長野県内で運営、幅広いサービスを提供
  • 主な特徴
    • 流通事業では「デリシア」と「ユーパレット」の異なるコンセプトで、地域の消費動向に対応
    • 運輸事業の中核となる高速バスは観光地へのアクセスも強化
    • 観光事業ではインバウンド需要を取り込む戦略を展開
  • 注目ポイント
    • 長野県に根差した事業展開で地域密着型の経営
    • インバウンド需要拡大に伴い、観光・運輸事業の成長可能性
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配当・優待の期待と投資のポイント

アルピコホールディングス(297A)の配当や優待についても調べましたので、ご紹介です。

  • 基本方針
    • 株主への安定した配当を重視し、企業価値向上や財務体質の強化に努める
    • 期末配当を年1回、株主総会の決議に基づいて行う
    • 中間配当は取締役会の決議で実施可能と定めている。
  • 最近の配当実績(2024年6月)
    • 普通株式:1株あたり配当金は3円
    • 種類株式B:固定で1株あたり20円の配当(払込金額の年率20%)
    • 配当金総額:
      • 普通株式:180,340,380円
      • 種類株式B:57,720,000円
  • 優待の有無
    • 現時点で株主優待制度についての言及はありません
  • 内部留保の活用
    • 内部留保は、将来の事業展開や財務体質の強化に活用予定

アルピコホールディングスは安定した配当を目指しており、普通株式の配当実績も確認されています。
優待はありませんが、配当の継続性と内部留保の活用により長期的な成長を支える方針が感じられます。

IPO資金の使い道と今後の計画

IPOで調達した資金の使い道ですが、きちんと詳細に計画されていたので、ご紹介です。

  • 調達資金総額:2,098,080千円(約21億円)
  • 使用目的:設備投資に充当

流通事業の新規出店

  • 対象:スーパーマーケット「デリシア」
  • 店舗:長野市川中島に1店舗(2025年10月開店予定)
  • 投資内容:店舗建設および設備費
  • 充当金額:1,098,080千円
  • 支払予定時期:2026年3月期

運輸事業のバス車両・設備取得

  • 対象:高速バス車両、貸切バス車両、券売機など
  • 目的:業容拡大と事業成長のため
  • 充当金額:800,000千円
  • 具体的な内訳:
    • 高速バス車両:9台(414,000千円、2025年10月頃)
    • 貸切バス車両:6台(252,000千円、2025年10月頃)
    • 券売機:10台(40,000千円、2025年4月~7月)
  • 支払予定時期:2026年3月期

観光事業の宿泊施設改装

  • 対象:ホテル「ブエナビスタ」
  • 改装内容:客室を2室から1室へ統合する改装(シングル客室の一部)
  • 充当金額:200,000千円
  • 支払予定時期:2026年3月期

アルピコホールディングスはIPO資金を流通、運輸、観光事業に効率的に配分することで、長野県を中心とした地域戦略とインバウンド需要の拡大に対応しようとしています。

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過去のIPO【吸収金額30億円前後で比較】

陸運業であり、30億円前後のIPO結果は、ここ10年の間で1つだけです。

過去のIPO【陸運業】
上場日
IPO名
主幹事 吸収金額
[億円]
公募価格
[円]
初値
[円]
騰落率
[%]
2014年4月8日(火)
AZ-COM丸和 HD(9090)
みずほ証券 31.3 3,400 3,100 -8.8

上場市場に拘らず、サービス業で調べると、次のように多くのIPO結果が参考になります。

過去のIPO【サービス業】
上場日
IPO名
主幹事 吸収金額
[億円]
公募価格
[円]
初値
[円]
騰落率
[%]
2024年3月28日(木)
カウリス(153A)
大和証券、SBI証券 28.0 1,530 2,875 87.9
2023年12月25日(月)
ナルネットコミュニケーションズ(5870)
みずほ証券 27.5 1,040 956 -8.1
2023年3月31日(金)
ココルポート(9346)
みずほ証券 33.8 3,150 4,135 31.3
2022年10月26日(水)
Atlas Technologies(9563)
SMBC日興証券 30.8 1,440 2,320 61.1
2022年6月8日(水)
ANYCOLOR(5032)
大和証券・他 27.5 1,530 4,810 214.4
2021年12月24日(金)
タカヨシ HD(9259)
野村證券 25.4 1,560 1,700 9.0
2021年9月29日(水)
プロジェクト HD(9246)
SBI証券・他 32.8 2,650 3,500 32.1
2021年6月23日(水)
アイドマ・ HD(7373)
みずほ証券 30.4 1,930 3,430 77.7
2021年4月7日(水)
表示灯(7368)
野村證券 28.1 2,000 2,672 33.6
2021年4月6日(火)
セルム(7367)
野村證券 27.0 1,280 1,502 17.3
2019年10月18日(金)
ワシントンホテル(4691)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 27.1 1,310 1,462 11.6
2019年3月19日(火)
コプロ・ HD(7059)
大和証券 33.6 2,090 2,395 14.6
2018年7月27日(金)
プロレド・パートナーズ(7034)
みずほ証券 30.3 4,250 7,170 68.7
2016年12月19日(月)
船場(6540)
野村證券 31.2 1,290 1,193 -7.5
2016年12月14日(水)
キャリアインデックス(6538)
SBI証券・他 30.1 6,060 6,150 1.5
2016年11月22日(火)
WASHハウス(6537)
野村證券 29.4 2,300 3,240 40.9
2015年12月25日(金)
一蔵(6186)
野村證券 28.0 1,210 1,236 2.1
2015年4月22日(水)
日本スキー場開発(6040)
野村證券 25.5 3,570 3,925 9.9

因みに、東証スタンダード市場で、吸収金額が30億円前後の場合は、コロンビア・ワークス(146A)だけになります。

過去のIPO【東S】
上場日
IPO名
主幹事
業種
吸収金額
[億円]
公募価格
[円]
初値
[円]
騰落率
[%]
2024年3月27日(水)
コロンビア・ワークス(146A)
野村證券
不動産業
34.7 3,300 3,745 13.5

初値予想の分析【市場動向とIPOの見通し】

初見での初値予想です。(更新予定)

IPO初値予想:マイナス要因

  • 市場吸収額が大きい 吸収金額が最大約30億円(OA含む)と中型規模のIPOに該当、需給バランスが不安視される
  • オファリング・レシオ 公開株数に対するオファリング・レシオが19.3%とやや高めで、希薄化への懸念がある
  • 知名度の低さ 地元長野を中心に事業展開しているため、全国的な認知度は低く投資家からの注目度も限定的
  • 配当利回りの低さ 過去の配当額から考えると、株主還元に対するインセンティブが大きくない

IPO初値予想:プラス要因

  • 地域独占型の事業モデル 長野県内で食品スーパーや交通事業、不動産事業などを複数展開、地域密着型で安定的な収益基盤がある
  • 業種の多角化 流通事業(デリシア)、運輸事業(バス・鉄道)、観光事業(ホテル運営)など多分野にわたりリスク分散が図られている
  • インバウンド需要の回復 観光事業ではインバウンド需要の取り込みに注力。訪日外国人の増加が追い風となる可能性あり
  • 株主構成の安定性 主な株主が地元企業や金融機関であり、長期的な視点での保有が期待
  • オファリング規模の妥当性 オファリング・レシオが中規模ながらも20%未満に抑えられているため、需給バランスが著しく崩れるリスクは低い

初値は公募価格をわずかに上回る可能性が高いと予想されます。ただし、需給バランス次第では伸び悩む可能性もあります。

上記の予想は、地域密着型の強みがある一方で、全国的な投資家の注目が限られることを考慮した結果です。

また、同日に上場する他の銘柄の影響や、全体的な市場動向にも左右される点に留意が必要です。

今後も初値予想は更新していきます。

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ロックアップ対象者

以下の株主がロックアップの対象となっています。

  • 損害保険ジャパン株式会社(貸株人)
  • 株式会社みずほ銀行(売出人)
  • 以下の株主企業(主要株主を含む)
    – サンリン株式会社 – 高沢産業株式会社 – キッセイ薬品工業株式会社 – ホクト株式会社 – 八十二銀行 – その他の法人株主・企業(計40社以上)

ロックアップ解除日

ロックアップは以下の日付で解除されます。

  • 2025年6月22日(上場売買開始日を含む180日目)

解除倍率の記載はありません。

[include_html file=’csv/html/ipo/297A/type4.html’]

IPO参加スタンスと当選・落選結果

初値予想やIPO考察記事も、上場日まで随時更新していきます。

さて、今回のIPO初値予想記事はいかがでしたでしょうか?

現在、IPOのブログランキングに登録したばかりですが、もうすぐ1位を取れるかも知れません。
(IPO(新規公開株)カテゴリ以外に、株主優待、投資でFIREにも参加)

やる気につながりますので、応援よろしくお願いします。

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