GPS関連装置などで世界的な企業『トプコン』の株主優待情報をまとめました。

2023年3月末をもって、優待制度の廃止です!

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。

トプコンは、光学、センシング、制御技術を活用したソリューションを提供している企業です。
ヘルスケア(眼科医療分野)、アグリカルチャー、インフラストラクチャーと活躍のフィールドが広い!
トプコン株主優待
引用元:トプコン

トプコン(7732)の株主優待

トプコン(7732)の株主優待は、関連会社である眼鏡の愛眼の割引券です。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
500株以上 メガネの愛眼で利用できる割引券

トプコン(7732)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

優待に必要な最低保有株数は、500株以上なので、ご注意です。

割引券は、 メガネの愛眼・子供メガネ専門店アイフィーあいがんの店舗で利用可能です。

メガネ一式(レンズ+フレー ム)の価格が30%OFFになる割引券1枚が貰えます。
特別限定品は20%の割引です。

コンタクトレンズ・サングラス・補聴器・パーツ・修理等には使えません。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに500株以上の取得が必要です。

トプコンに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

トプコンの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り5ヵ月と7日(160日)
逆日歩日数:1日

トプコン(7732)の基本情報

情報更新日:2023年10月29日

code7732優待内容メガネ割引券
業種精密機器上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本社東京上場年月日1949年5月16日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数108,265,000企業のHP優待詳細
優待の種類買物券 暮らし

株価更新日:2024年4月19日

19日の終値株価1,720円最低投資額859,750円
最低必要株数500継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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トプコン(7732)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-09-271,77217,90015,100-2,800545,4000.014.4320.0
2023-03-291,7708,2007,600-600797,6000.043.2322.0
2022-09-281,62828,00014,700-13,300826,6000.013.6320.0
2022-03-291,57914,3000.0-14,300368,3000.012.8126.0
2021-09-281,979-28,400-59,100-30,700400,3000.116.0110.0
2021-03-291,386-3,600-6,700-3,100380,2000.011.2110.0
2020-09-2897139,30033,000-6,300716,9001
2020-03-2783424,80024,200-6001,250,100110.0
2019-09-261,420300-4,500-4,800534,6000.012.0114.0
2019-03-261,35828,30033,0004,700821,800312.0
2018-09-252,01812,70029,40016,700691,800312.0
2018-03-272,03843,00028,700-14,300789,400310.0
2017-09-261,92426,60040,00013,400347,500310.0
2017-03-282,143-104,500-136,600-32,100704,5001.3517.638.0
2016-09-271,38936,10013,000-23,100819,40038.0
2016-03-281,48367,50081,30013,800708,900112.0
2015-03-262,915-27,200-31,700-4,500628,0000.024.018.0
2014-09-252,47865,90057,200-8,700432,20018.0
2014-03-261,59216,2002,300-13,900643,80015.0
2013-09-251,49547,30044,000-3,300483,10015.0
2013-03-26836-42,400-10,90031,500659,8000.08.03
2012-09-25450-78,400-73,0005,400274,6000.06.03
2012-03-27566-194,300-188,9005,400197,3000.38.03
2011-09-27391-12,500-30,100-17,600169,8000.06.03
2011-03-2840690,40076,900-13,500146,5001

トプコン(7732)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は388、クロス取引可能な貸借銘柄は277、同じ優待分類の企業も多いです。

    トプコンと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、9月実施の『買物券 暮らし』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は108,265,000と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    逆日歩更新日:2024年4月19日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/18(木)3,3008,2006,600006,60001.00
    04/17(水)8,1002,60011,50060006,6004,9001.740
    04/16(火)1,4001,2006,000006,00001.00
    04/15(月)1,3002005,8002001,7006,000-2000.970
    04/12(金)4005004,70001007,500-2,8000.630
    04/11(木)3001004,8001001007,600-2,8000.630
    04/10(水)02,3004,60070007,600-3,0000.610
    04/09(火)1,00006,9001,00006,90001.00
    04/08(月)3,00017,6005,900005,90001.00
    04/05(金)17,3001,30020,50007,8005,90014,6003.470
  5. トプコンの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、3回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2021/09/28:10円 (1日)
    • 2017/03/28:135円 (3日)
    • 2012/03/27:30円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は500株なので、実際の逆日歩金額はさらに5倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    必要株数によって、優待内容の差はありませんが、必要株数が最低単位ではなく、500なので、やや注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値は低いですが、『トプコン』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。


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トプコン(7732)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩と同じく経費が掛かるトプコンのクロス取引手数料についてです。

4月19日の終値、株価1,720円の必要株数分(500株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資金額86万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262184181719418466
29/255459454177236459165
39/246551544212283551198
49/207643635247330643231
59/198735726283377735264
69/18121,1031,0894245651,103396
79/17131,1951,1794596131,195429
89/13141,2861,270495660462
99/12151,3781,361530707495
109/11191,7461,724672895627
119/10201,8381,814707942660
129/9211,9301,905742990693
139/6222,0221,9967781,037726
149/5232,1132,0868131,084759
159/4269191,225858
169/3279541,272891
179/2289901,319924
188/30291,0251,367957
198/29301,0601,414990
208/28331,1661,5551,089

トプコンの権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額86万円、トプコンのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月19日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、トプコンを86万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(162日分)(+プレミアム料)
7,925円=2,200円+5,725円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(162日分)+プレミアム料
6,561円=385×2円+66円+5,725円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(162日分)
9,834円=2,200円+7,634円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(162日分)
5,403円=59円+5,344円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、トプコンを86万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:86万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ184円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
890円=385×2円+66円+54円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:86万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ181円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
627円=264×2円+47円+52円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)(+プレミアム料)
2,254円=2,200円+54円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
890円=385×2円+66円+54円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
2,254円=2,200円+54円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
2,252円=2,200円+52円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
888円=385×2円+66円+52円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
113円=59円+54円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
106円=54円+52円

投資金額86万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※トプコンの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

トプコン(7732)のクロス取引・株主優待まとめ

トプコン(7732)の株主優待をクロス取引で取得したいなら、やめておいた方が無難です。

投資金額が高い割に、優待利回りが低いからです。

さらに、メガネの愛眼の割引券(優待券)は、同じく上場している愛眼(株)でも実施しています。

100株保有で眼鏡が30%OFFになる割引券です。補聴器用の10%OFF割引券もあります。

参考:愛眼の株主優待制度詳細「快適な視力補正を割引価格で!」↓

優待権利日も3月末と9月末なので、あえてリスクを冒して、トプコンで優待品を得るメリットはないでしょう。

トプコンは、世界レベルの企業なので、もっと投資家が喜ぶ、QUOカード優待などの拡充を期待せずにはいられません。

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