ケイ・ウノ(259A)のIPO直前の気配運用をご紹介です。
10月上場IPOの第一弾、シマダヤは残念ながら公募割れ、その後も最安値を続伸しています。
続くケイ・ウノ(259A)、業績は悪くないのですが、IPO結果の不振が続く地方上場案件です。
管理人は、ややIPO参加のスタンスで、BB抽選は全滅でしたので、見守る形でのIPOです。
もう気分は、東京メトロのIPOに向かってしまっている方が多いのかもしれませんが、大化け期待のジュエリー事業です。
ケイ・ウノ(259A)のIPOの結果には、注目せずにはいられません。
ケイ・ウノ(259A)のIPO(新規上場)の前日気配運用
- 2,320円 :
- 5,340円 :
- 1,740円 :
- 116円、更新時間10分 : 更新値幅
- : 通常の更新値幅・更新時間(3分)
- : 初値決定まで適用されない(初値決定後に適用)
- 580円~9,280円 :
- : 成行注文は禁止されており、全て指値注文での売買
ケイ・ウノ(259A)のIPO上場直前初値予想
最新のケイ・ウノ(259A)の気配運用から、直前のIPO初値予想です。
最初に業績データの再確認です。
業績データからの分析
ケイ・ウノの業績は堅調で、2023年9月期の売上高は前年同月比で5.48%増加し、経常利益も約39%増加しました。さらに、純利益は前年比116%増加と、大幅な改善が見られます。
自己資本利益率(ROE)も約9.71%と高く、業績面では好調です。また、1株当たり純利益(EPS)が85円、1株当たり純資産(BPS)が918円となっており、これに基づくPERは約12.65倍、PBRは約2.10倍です。
これらの数値は、一般的な小売業IPOとしては割安感があり、一定の投資魅力を示しています。
ただし、これは、あくまでも業績のお話です。
IPOは、次の気配運用、市場の反応が全てでしょう。
気配運用からの分析
上場初日の気配運用データによると、公募価格は2,320円、初値の上限値は5,340円、下限値は1,740円と設定されています。
また、注文受付範囲は580円~9,280円と広めに設定されており、価格変動の幅が大きいことを示しています。
このことから、初値は2,300円台を維持し、上限値まで到達する可能性は低いものの、堅実な動きも期待されています。
市場の反応
ケイ・ウノのIPOは地方上場案件であり、流動性が限定されることが懸念されています。
主幹事の岡三証券による引受けが約90%を占めており、地場の個人投資家中心の取引が想定されます。
市場評価としては注目度が低く、SNS等やネット上の初値予想では2,000円~2,500円、または2,100円~2,350円と見られています。
インバウンド需要や安定した業績がプラス材料である一方で、成熟した業態や無配当など、投資家にとって魅力に欠ける面もあるからでしょう。
上場直前・気配運用データ後の初値予想の結論
市場や業績、気配運用、他のIPOとの比較を総合的に考慮すると、ケイ・ウノの初値は2,200円から2,350円の範囲に収まる可能性が高いと予想です。
公募価格に対して若干の上昇が見込まれますが、大幅な上昇は期待しづらく、逆に公募割れのリスクの方が高いです。
ケイ・ウノ(259A)の事業内容やIPO関連データをわかりやすくまとめた一覧もあります。
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最新IPO一覧リスト
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※吸収金額の算出は、公募価格が決定するまで想定価格ベースで計算しています。
2024年に実施した全IPOのスケジュールを確認することも可能です。
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