インフォメティス(281A)が新規上場承認されました。
12月のIPO第2弾です。
人気の情報・通信業というだけで、IPOに参加したい気持ちが高まりますが、電気の使い方を賢く管理するサービスを展開する事業とあって、初値も大きく期待です。
事業内容は魅力ですが、そんな企業をベンチャーキャピタルも放っておくわけがありません。
市場吸収金額もそこそこ多いですが、信頼のおけるみずほ証券が主幹事という事もあり、リスクとリターンが共存するIPOになりそうです。
そんなインフォメティス(281A)のIPOの期待度は?
IPO初値予想に必要な情報を、有価証券届出書からまとめています。
当サイトでは、インフォメティス(281A)IPO初値予想に関する最新情報を常に更新しています。新規上場承認時、仮条件決定時、公募価格決定時などの重要な節目ごとに記事を見直し、IPOが上場し、初値が付くまで継続して情報を提供いたします。IPOに関するスケジュール一覧も掲載しており、読者の皆さまが今後の予定を一目で確認できるようになっています。
最新の情報をいち早くキャッチしたい方や、IPOの動向を追いたい方は、定期的にご確認いただけると幸いです。
[html_table_cache file=’csv/html/ipo/281A/type1.html’ table_id=’ipo_table1′]事業内容の解説【投資家向けポイント】
インフォメティスは、電気の使い方を賢く管理するサービスを提供している会社です。
たった1つのセンサーで家の中で何がどのくらい電気を使っているかを見える化し、省エネや快適な暮らしをサポートします。
また、日本では東京電力、ヨーロッパでは大手企業と提携し、エコな社会の実現に貢献しています。
収益は、毎月のサービス利用料と機器販売などの両方で安定して収入を得られる仕組み、長期的な成長も期待できそうです。
- ミッション:エネルギーデータの活用で暮らしと未来を変える
- 目標:エネルギーの最適化を通じてカーボンニュートラル社会の実現
事業概要
- エナジー・インフォマティクス事業
- エネルギー関連データをAIで解析し、電力効率や快適な生活をサポート
- 主なサービス:
- スマート・リビングサービス:家庭の電力使用を可視化、最適化
- エネルギー・マネジメントサービス:企業向けの電力管理ソリューション
- 主要パートナー:東京電力や海外企業と提携し、脱炭素社会を目指す
技術の特徴
- NILM技術:1つの電力センサーで各家電の使用状況をリアルタイム推定
- 電力データを詳細に分析し、生活改善や見守りサービスなどに応用可能
収益モデル
- ストック型収益:定期的にサービス利用料を得るビジネスモデル
- フロー型収益:電力センサーや初期設定など一時的な収益
国内外の事業展開
- 国内:電力効率化サービスを提供し、東京電力と提携
- 海外(特に欧州):エネルギー管理のためのヒートポンプ市場に注力
今後の展望
- 実証実験:自治体や医療機関と協力し、見守りや認知機能分析など新サービスを開発中
- 収益拡大:実証実験の成果を基に、大規模なサービス提供へ
配当・優待の期待と投資のポイント
- 利益還元方針:株主への利益還元は重要な経営課題としている
- 配当の実施:通常は年1回の配当を行う方針だが、現在は配当・優待を実施していない
- 理由:今は成長期のため、利益を内部に留保し、以下に投資する方針
- 研究・開発の強化
- 事業拡大のための資金
- 人材の採用や育成
- 将来の配当方針:財政や業績、今後の事業計画を見ながら配当については検討を続ける予定、優待に関しての記述はなし
IPO資金の使い道と今後の計画
インフォメティスは、IPOで得た資金約5億7,800万円を以下のように活用する予定です。
- 新技術・新事業開発(2億5,000万円)
- カーボンニュートラル社会に貢献するため、環境やエネルギー分野の新しい技術や事業開発に投資
- 2025年に1億円、2026年に1億5,000万円を予定
- 人材採用と人件費(5,000万円)
- エネルギー分野やAI分野で必要な専門人材を採用し、新事業を迅速に進めるため
- 2025年に5,000万円を予定
- 海外展開のための関係会社への投資(2億7,822万円)
- 欧州での新事業を展開するため、イギリス子会社への投資を通じて、さらなる海外進出を支援
- 2025年に2億7,822万円を予定
過去のIPO【吸収金額30億円前後で比較】
東証グロース市場、情報・通信業の過去のIPO結果のチェックも大切です。
| 上場日 IPO名 |
主幹事 | 吸収金額 [億円] |
公募価格 [円] |
初値 [円] |
騰落率 [%] |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年4月11日(木) |
SMBC日興証券 | 31.4 | 2,060 | 2,160 | 4.9 |
| 2023年12月20日(水) |
SMBC日興証券・他 | 25.5 | 1,680 | 1,540 | -8.3 |
| 2023年12月15日(金) |
東海東京証券 | 24.1 | 1,320 | 1,289 | -2.3 |
| 2023年10月27日(金) |
みずほ証券 | 24.2 | 2,660 | 3,005 | 13.0 |
| 2023年9月27日(水) |
大和証券 | 35.0 | 2,120 | 2,482 | 17.1 |
| 2023年7月31日(月) |
SMBC日興証券 | 27.8 | 580 | 1,195 | 106.0 |
| 2023年7月26日(水) |
みずほ証券 | 31.4 | 1,300 | 3,300 | 153.8 |
| 2023年7月7日(金) |
野村證券 | 28.3 | 2,140 | 6,400 | 199.1 |
| 2023年3月29日(水) |
みずほ証券・他 | 30.9 | 1,000 | 1,000 | 0.0 |
| 2022年12月16日(金) |
SMBC日興証券 | 28.2 | 2,300 | 2,300 | 0.0 |
| 2022年10月6日(木) |
野村證券 | 30.8 | 1,340 | 1,822 | 36.0 |
| 2022年9月16日(金) |
大和証券 | 36.0 | 1,700 | 3,910 | 130.0 |
公募割れのIPOもありますが、概ね好調な初値になる時の方が多いです。
初値予想の分析【市場動向とIPOの見通し】
IPO初値予想:マイナス要因
- オファリング・レシオが高い:全体の株式のうち58.2%(OA含む)と高く、市場の需給バランスに懸念
- 大手ベンチャーキャピタル(VC)の売却意欲:筆頭株主ジャフコSV4をはじめ、VC保有株が多く、IPOでの売出比率が高い
- 連続する赤字決算:2022年から純利益は赤字の状態が続いており、業績の安定性に不安が残る
- 過去のIPO中止歴:2022年に市場の状況などから上場を一度見送っているため、市場の受け入れに慎重な声もある
IPO初値予想:プラス要因
- 持続可能エネルギー分野での事業成長性:AIによるエネルギー管理の「エナジーインフォマティクス」技術は、脱炭素社会に向けた注目テーマ
- 独自技術の高評価:「NILM」技術で家庭ごとに細かい電力データを分析できる点が評価され、他社との差別化が明確
- 規模の小ささ:時価総額は52.5億円で、東証グロース市場では中小型案件のため、初値の値動きが期待できる
- VC株のロックアップ期間:主要株主に180日のロックアップ(解除なし)がかかっており、上場後すぐの売却リスクが低い
ロックアップ対象株主
- 90日間のロックアップ(2025年3月8日まで):
- ジャフコSV4投資事業有限責任組合
- ジャフコグループ株式会社
※解除倍率なし
- 180日間のロックアップ(2025年6月6日まで):
- フォーバル、TIS、伊藤忠エネクスなど、多数の主要株主
- 個人株主(創業者や役員を含む)
※解除倍率なし
ロックアップ解除日
- 90日目:2025年3月8日
- 180日目:2025年6月6日
IPO参加スタンスと当選・落選結果
初値予想やIPO考察記事も、上場日まで随時更新していきます。
さて、今回のIPO初値予想記事はいかがでしたでしょうか?
現在、IPOのブログランキングに登録したばかりですが、もうすぐ1位を取れるかも知れません。
(IPO(新規公開株)カテゴリ以外に、株主優待、投資でFIREにも参加)
やる気につながりますので、応援よろしくお願いします。
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