IPO新規公開株2024

2024年9月26日(金)は、Aiロボティクス(247A)の単独上場日です。

連日、公募割れ銘柄も続いているIPOですが、Aiロボティクスの初値は期待できるの?

上場日直前の気配運用をご紹介です。

Aiロボティクス(247A)のIPO直前気配運用

  • 公募価格(売出価格): 1,760円
  • 上限値段: 4,050円
  • 下限値段: 1,320円
  • 気配更新の上限方向: 88円ごとに10分ごと更新
  • 気配更新の下限方向: 通常の更新値幅・更新時間3分
  • 制限値幅: 初値決定後に適用(呼値の制限幅適用)
  • 成行呼値: 新規上場日に禁止

気配運用の要点

  • 公募価格(1,760円)を基準に、初値が決定されるまで、上限は4,050円、下限は1,320円に設定されています。
  • 上限方向に対しては、88円ごとに10分間隔で気配が更新され、需給が合致すれば売買が成立します。
  • 下限方向では、通常の更新値幅で3分ごとに更新が行われ、こちらも需給が合致すれば売買成立となります。
  • 初値が決まるまでは制限値幅は適用されず、成行注文は当日禁止です。

過去比較IPOデータでの初値予想

IPO関連データや過去の同業種IPO実績に基づき、Aiロボティクス(247A)の初値予想です。

  1. 資金調達規模: 吸収金額は26.7億円と適度な規模であり、オファリング・レシオも13.3%と市場に与える需給の影響は小さくない。これは短期的な売り圧力になる可能性があります。
  2. 同業種の初値実績: 2023年の南海化学や2021年の三和油化工業など、同じ化学業界でのIPOは初値騰落率が高い傾向があります。南海化学は45.6%上昇し、三和油化工業も14.9%の上昇でした。これらの実績により、化学業界のIPOは比較的好調な傾向が続いていると見られます。
  3. 市場の動向: 最近のIPO市場は、地合いが悪いです。

これらを総合すると、初値は公募価格の10%~15%上昇を予想します。
よって、1,800円~2,100円程度が現実的な範囲の初値予想になるのでは、ないでしょうか?

もっとズバリの初値予想を知りたい方、Aiロボティクス(247A)のIPO記事も参考にどうぞ。

過去の比較IPOデータもあります。

最新IPO一覧リスト

現在進行中のIPO一覧リストです。

IPOスケジュール一覧【2024年】
上場日
BB期間
code:業種
会社名
市場
吸収金額
想定価格
仮条件
公募
初値
評価
10/29(火)
10/11~10/18
269A:情報・通信業
Sapeet
グロース
5.4億円
1,450

A
10/28(月)
10/10~10/17
265A:情報・通信業
Hmcomm
グロース
8.9億円
850

A
10/25(金)
10/10~10/16
268A:精密機器
リガク・ HD
プライム
630.4億円
1,230

C
10/23(水)
10/8~10/11
9023:陸運業
東京地下鉄
プライム
2,556.4億円
1,100
1,100~1,200

B
10/22(火)
10/3~10/16
264A:情報・通信業
Schoo
グロース
36.2億円
580
630~690

B
10/21(月)
10/2~10/8
7118:サービス業
伸和 HD
札証アンビシャス
2.8億円
1,650
1,400~1,650

C
10/18(金)
9/30~10/4
262A:小売業
インターメスティック
プライム
201.0億円
1,480
1,500~1,630
1,630
C
10/16(水)
9/27~10/9
261A:サービス業
日水コン
スタンダード
86.3億円
1,430
1,320~1,430
1,430
C
10/11(金)
9/26~10/2
260A:情報・通信業
オルツ
グロース
55.9億円
510
510~540
540
B
※東京地下鉄(東京メトロ)の場合、海外分を含めると吸収金額は想定価格ベースで3,195.5億円です。
※リガク・ホールディングス(268A)の場合、海外分を含めると吸収金額は想定価格ベースで1,096.3億円です。

2024年に実施した全IPOのスケジュールを確認することも可能です。