日本KFCホールディングス株主優待

ケンタッキーフライドチキン」を全国展開『日本KFCホールディングス』の株主優待についてまとめています。

逆日歩優待クロス取引貸株料(手数料)について詳しくなりたい方向けの記事です。

投資メモ

日本KFCホールディングスは、米国ケンタッキー・フライド・チキン・コーポレーションと三菱商事(株)との折半出資で誕生した企業!
1991年には、ピザハット事業も開始したが、2017年に日本ピザハットの全株式を譲渡!

日本KFCホールディングス(9873)の株主優待

ケンタッキー株主優待

日本KFCホールディングス(9873)の株主優待は、ケンタッキーフライドチキン(KFC)で使える食事優待券です。

優待内容詳細

保有株式数 優待の内容(優待券)
3年未満 継続保有3年以上
100株以上 500円分 1,000円分
300株以上 1,500円分 3,000円分
500株以上 2,500円分 5,000円分
1,000株以上 5,000円分 10,000円分

日本KFCホールディングス(9873)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

保有株式数に応じて、国内のケンタッキーフライドチキンで利用できる優待券が貰えます。

1枚500円分の優待券です。
枚数の利用制限はありませんが、お釣りはでません。
テイクアウトでも利用可能です。

過去には、こんな記念優待も!

創業50周年記念優待!

2022年9月末の優待は特別で、通常優待額の2倍分
100株保有なら、1,000円分、1,000株なら10,000円分です。

ケンタッキーフライドチキン(KFC)の店舗数は2023年時点で1,100店舗以上です。
この国内ほぼすべての店舗で優待券が利用できますが、例外店舗が少しだけあります。

よって、ここでは、ケンタッキーフライドチキン(KFC)の株主優待券が使えない店舗のみご紹介です。

ケンタッキーフライドチキン(KFC)の優待券が使えない店舗

楽天生命パーク宮城店、さいたまスーパーアリーナ店、JRA府中競馬場店、味の素スタジアム店、味の素ポケットガーデン店、横浜スタジアム店、大阪ドーム3階内野店、大阪ドーム3階外野店、大阪ドーム5階内野店、JRA京都競馬場店、甲子園球場店、小倉競馬場店、福岡PayPayドーム店

要約すると、球場や競馬場などの特設店では、利用できないという事です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、貰える優待券の枚数が2倍になるランクアップ特典です。

継続保有の条件

毎年3月末日及び9月末日の株主名簿に同一株主番号で記載又は記録されること。

日本KFCホールディングスの株主優待制度を利用した感想

日本KFCホールディングス(9873)の株主優待がピザハットでも使えた事を知っている方は、なかなかの優待常連です。

ピザハットで利用できたのは、2017年3月末の優待券まで、2017年9月末からは、利用できるブランドが、ケンタッキーフライドチキン(KFC)のみです。

理由は、日本KFCホールディングス株式会社の連結子会社である日本ピザハット株式会社および、フェニックス・フーズ株式会社を譲渡してしまったからです。

その後2017年度中の株価は少しだけ上昇したので、この経営判断は、よかったのでしょう。

なお、継続保有が始まったのは、2020年の3月末からです。まとめると次のような株主優待制度の変更です。

  1. 2017年9月末(改悪)
    ピザハットで利用できなくなる
  2. 2020年3月末(拡充)
    3年以上の継続保有スタート
  3. 2022年3月末と9月末(50周年記念)
    優待枚数が2倍の特典!

なお、ケンタッキーフライドチキン(KFC)の優待券は、500円単位で利用できるので、使いやすいです。

いつもジェフグルメカードと併用して使っています。そうするとお釣りも貰えます!

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

日本KFCホールディングスに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

日本KFCホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り5ヵ月と28日(181日)
逆日歩日数:1日

日本KFCホールディングス(9873)の基本情報

情報更新日:2023年10月29日

code9873優待内容飲食券
業種小売業上場市場東証スタンダード 
決算3月 優待月3月、9月
本社神奈川上場年月日1990年8月21日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数22,423,000企業のHP優待詳細
優待の種類飲食券

株価更新日:2024年3月29日

29日の終値株価4,495円最低投資額449,500円
最低必要株数100継続保有特典

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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日本KFCホールディングス(9873)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-09-273,015-37,200-86,900-49,700169,4001.824.8325.0
2023-03-292,860-25,500-70,800-45,300113,1003.923.2325.0
2022-09-282,815-23,200-78,600-55,400297,4004.246.4325.0注意
2022-03-292,8791,200700-500124,600135.0
2021-09-283,1009,2004,700-4,500152,300125.0
2021-03-293,0054,2002,600-1,600278,20010.0
2020-09-282,8057,3005,700-1,600140,800125.0
2020-03-272,32515,40015,200-200145,200125.0
2019-09-262,35412,50010,300-2,200123,200125.0
2019-03-262,0156006000.037,400325.0
2018-09-252,007500100-40065,800325.0
2017-09-262,0342002000.055,200325.0
2016-09-271,9041,8001,90010048,000325.0
2016-03-282,0124,3001,600-2,70044,700125.0
2014-09-252,1872,0000.0-2,00030,000125.0
2014-03-262,1562,0003,0001,00017,000125.0
2013-03-262,1801,0001,0000.016,0003
2012-09-252,0640.01,0001,0008,0003
2011-09-272,0615,0004,000-1,00010,0003
2011-03-282,1373,0004,0001,00020,0001

日本KFCホールディングス(9873)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は395、クロス取引可能な貸借銘柄は282、同じ優待分類の企業も多いです。

    日本KFCホールディングスと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、9月実施の『飲食券』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    調査時点で規制情報はありませんが、過去に1度だけ規制が入った事があるので、少しだけ注意です。
    • 2022/09/28:420円 (3日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は22,423,000であり、東証スタンダード 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年3月29日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/28(木)3,30003,80010047,40099,100-95,3000.040.10
    03/27(水)04,00050031,6000146,400-145,9000.01.80
    03/26(火)4,00004,5004,8003,600114,800-110,3000.040.10
    03/25(月)03,3005003,5000113,600-113,1000.00.10
    03/22(金)3,20003,8005,100500110,100-106,3000.030.10
    03/21(木)5003,2006006,6005,700105,500-104,9000.010.10
    03/19(火)3,20003,3001,000500104,600-101,3000.030.30
    03/18(月)02,1001007001,300104,100-104,0000.00.10
    03/15(金)1002002,2001,5003,000104,700-102,5000.020.20
    03/14(木)01002,3004,8001,500106,200-103,9000.020.10
  5. 日本KFCホールディングスの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、3回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2023/09/27:180円 (3日)
    • 2023/03/29:390円 (3日)
    • 2022/09/28:420円 (3日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約45万円
    • 300株:約135万円
    • 500株:約225万円
    • 1000株:約450万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    日本KFCホールディングスと同じ1,000円相当の銘柄です。


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日本KFCホールディングス(9873)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の理解を深めたら、次は日本KFCホールディングスのクロス取引手数料です。

3月29日の終値、株価4,495円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額45.0万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262969537499635
29/2552402379212324086
39/246288285111148288104
49/207337332129173337121
59/198385380148197385138
69/1812577570222296577207
79/1713625617240321625224
89/1314673665259345242
99/1215721712277370259
109/1119914902351468328
119/1020962949370493345
129/9211,010997388518362
139/6221,0581,044407542380
149/5231,1061,092425567397
159/426481641449
169/327499666466
179/228518690483
188/3029536715501
198/2930555740518
208/2833610814570

日本KFCホールディングスの権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額45.0万円、日本KFCホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年3月29日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、日本KFCホールディングスを45.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:45万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(183日分)+プレミアム料3,384円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(183日分)+プレミアム料
3,815円=198×2円+34円+3,384円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(183日分)
5,612円=1,100円+4,512円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(183日分)
3,189円=31円+3,159円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、日本KFCホールディングスを45.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:45万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ96円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
459円=198×2円+35円+28円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:45万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ95円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
426円=187×2円+25円+27円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:45万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料28円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
459円=198×2円+34円+28円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,128円=1,100円+28円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:45万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)27円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
458円=198×2円+35円+27円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
59円=31円+28円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
55円=28円+27円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の1日に返却日を加えた2日です。

※日本KFCホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

日本KFCホールディングス(9873)のクロス取引・株主優待まとめ

日本KFCホールディングス(9873)は、逆日歩が1度も発生してない凄い銘柄です!!

というのも、実はからくりがあります。

記事最後まで読んでいただいたあなただけに、しっかりご説明しますと、クロス取引が可能な貸借銘柄に制定されたのは、2022年3月31日です。

つまり、逆日歩が発生しないのは、信用売りが出来なかったから!

当たり前なのです。

よって、今後、逆日歩が発生しないと安心してクロス取引すると、かなりの確率で大やけどする事になるでしょう。

特に2022年9月末は、記念優待という事で、人気集中!高額逆日歩にご注意です。

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