アサヒグループホールディングス株主優待

総合飲料メーカー『アサヒグループホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

アサヒグループホールディングスは、ビール類の国内シェアが多い総合飲料食品グループです。
食の感動を通して、世界で信頼される企業を目指す!味の素傘下だったカルピスも買収!

アサヒグループホールディングス(2502)の株主優待

アサヒグループホールディングス(2502)の株主優待は、ビールなどの自社商品です。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上1,000円相当の優待券
500株以上2,000円相当の優待券
1,000株以上3,000円相当の優待券

アサヒグループホールディングス(2502)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

優待品は次の5つの中から選択可能です。

・株主様限定プレミアムビール
・酒類商品詰め合わせ
・清涼飲料水・食品詰め合わせ
・環境保全活動への寄附
・災害支援活動への寄附

お酒好きな方なら、おすすめはもちろん株主限定のプレミアムビールです。

非売品というのが、株主マニア心を誘います。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

アサヒグループホールディングスの株主優待制度を利用した感想

アサヒグループも、年々優待品の種類が増えている企業です。

でも、もっと力を入れているのが、株主総会のお土産です。

2022年の時点では、コロナ禍という事もあり、お土産は中止になっていますが、1,000円分の優待と同じぐらいのお土産が貰えます。(管理人の所感)

また、株主総会の会場とは別に、自社商品の展示スペースなどが楽しめます。

新商品の試供品などもおこなっており、株主総会に馴染みのない方でも退屈しない工夫が盛りだくさんです。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

アサヒグループホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り9ヵ月と5日(280日)
逆日歩日数:6日

アサヒグループホールディングス(2502)の基本情報

code2502優待内容グループ会社商品等
業種食料品上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地東京上場年月日1949年10月31日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類食品
最低必要株100.0最低投資額474,000円
配当予想111.0配当落日2022年12月29日
発行済株数507,003千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、3月17日の終値株価で計算。

アサヒグループホールディングス(2502)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-284,59558,500-8,900-67,4001,294,2000.036.8555.0
2020-12-284,277-73,700-161,700-88,0001,358,7006.034.4553.0
2019-12-265,0800-25,100-25,100782,4000.040.8748.0
2018-12-254,1366000-6001,648,6000.033.6754.0
2017-12-265,721-117,100-161,900-44,800874,6001.546.4645.0
2016-12-273,7120-150,000-150,0001,618,3004.530.4528.0
2015-12-253,806-21,000-124,300-103,3001,085,9000.531.2526.0
2014-12-253,866-156,300-310,100-153,800900,5000.631.2623.0
2013-12-252,946-34,300-220,400-186,1001,730,0003.8524.0721.5
2012-12-251,875-17,000-253,000-236,0001,246,9000.3516.07
2011-12-271,704-435,400-551,900-116,5001,105,0000.2516.05

アサヒグループホールディングス(2502)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は175、クロス取引可能な貸借銘柄は119、同じ優待分類の企業も多いです。

    アサヒグループホールディングスの優待分類と同じ『グループ会社商品等』関連銘柄です。

    尚、12月実施の『食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は507,003千株と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/17(金)1,4003008,6003,20021,10028,000-19,4000.310.05
    03/16(木)5001,7007,50021,50020,40045,900-38,4000.160.10
    03/15(水)4008,1008,700015,30044,800-36,1000.190.30
    03/14(火)11,00010016,4005,00024,20060,100-43,7000.270.10
    03/13(月)1,0001,0005,5004,00046,60079,300-73,8000.070.10
    03/10(金)70005,50025,000300121,900-116,4000.050.10
    03/09(木)1002004,8001,00010,90097,200-92,4000.050.10
    03/08(水)004,90012,7006,100107,100-102,2000.050.30
    03/07(火)2004004,90010,7003,700100,500-95,6000.050.10
    03/06(月)1,4001,2005,10014,70019,20093,500-88,4000.050.10
  5. アサヒグループホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去8回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2020年12月:600円 (5日)
    • 2017年12月:150円 (6日)
    • 2016年12月:450円 (5日)
    • 2015年12月:50円 (5日)
    • 2014年12月:60円 (6日)
    • 2013年12月:385円 (7日)
    • 2012年12月:35円 (7日)
    • 2011年12月:25円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約47万円
    • 500株:約237万円
    • 1,000株:約474万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

アサヒグループホールディングス(2502)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

アサヒグループホールディングスの手数料を理解するのも大事です。

3月17日の終値、株価4,740円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額47.4万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277355350136182355127
212/268405400156208405145
312/259456450175234456164
412/2210506500195260506182
512/2111557550214286557200
612/2014709700273364709255
712/1915760750292390760273
812/1816810800312416810291
912/1517861850331442309
1012/1418912900351468327
1112/13211,0641,050409545382
1212/12221,1141,100429571400
1312/11231,1651,150448597418
1412/8241,2161,200468623436
1512/725487649455
1612/628545727509
1712/529565753527
1812/430584779545
1912/131604805564
2011/3032623831582
2111/2935682909636
2211/2836701935655

アサヒグループホールディングスの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額47.4万円、アサヒグループホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月22日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、アサヒグループホールディングスを47.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:47.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(287日分)+プレミアム料5,591円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(287日分)+プレミアム料
6,023円=198×2円+36円+5,591円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(287日分)
8,554円=1,100円+7,454円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(287日分)
5,250円=32円+5,218円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、アサヒグループホールディングスを47.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:47.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ355円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
537円=198×2円+36円+105円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:47.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ350円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
500円=187×2円+26円+100円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:47.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料105円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
537円=198×2円+36円+105円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
1,205円=1,100円+105円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:47.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)100円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
532円=198×2円+36円+100円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
137円=32円+105円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
130円=30円+100円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の6日に返却日を加えた7日です。

※アサヒグループホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

アサヒグループホールディングス(2502)のクロス取引・株主優待まとめ

  • アサヒグループホールディングス(2502)は、大手総合飲料メーカー
  • 大企業です!発行済株式数ももちろん多い!
  • 逆日歩が発生する時もありますが、高額逆日歩になる可能性はかなり低い
  • 12月の優待なので、逆日歩が怖い方は、一般信用クロス取引も可能
  • 信用売り在庫も、優待権利日最終日まで残っている時も多い
  • どちらかと言うと、逆日歩を恐れて早めのクロス取引の方が、手数料が膨らむケースが多い
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