システム情報(3677)は、株主優待を実施していません。

それどころか、もう上場廃止しています。

2023年9月27日に突然、優待廃止を発表した悪魔のような企業です。

こういう銘柄、経営者もいるという事で、過去記事として残しておきます。

 

 

以下、過去記事です。優待は実施していませんし、上場もしていません。

システム情報(3677)は、社名のとおり、システム情報(DXを実現するための多様なテクノロジーの最適な組み合わせ)に特化したサービスが強みです。

システムインテグレーションサービス、インフラ構築サービス、AI/IoT 活用支援サービスなどがあり、横文字に弱い方には、凄いと思わせる要素がつまっています。

そんなシステム情報(3677)の株主優待制度、優待クロス取引手数料、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

システム情報株主優待
引用元:システム情報

システム情報(3677)の株主優待

システム情報(3677)の株主優待は、QUOカードです。

QUOカード優待って、BtoBが基本で一般ユーザーに提供する自社サービスがない企業(建築・不動産関係)や、儲かっているのでとりあえず優待っていう企業に多いです、

システム情報は明らかに後者でしょう。

システム情報(3677)の優待内容詳細

保有株式数 優待の内容(QUOカード)
1年未満 継続保有1年以上 継続保有3年以上
100株以上 500円分 1,000円分 2,000円分
1,000株以上 1,000円分 2,000円分 4,000円分

システム情報(3677)の優待権利日は年1回9月末のみです。

上記が保有株数、継続年数毎にまとめたQUOカード優待の内容ですが、さらに100株以上保有の方には、旅行券の抽選チャンスもあります。

抽選で50名様に10万円分の旅行券が当たる!!

似たような事をおこなっている企業は他にもありますが、優待の抽選って、倍率が意外と低いので、当たる可能性は結構あります!!

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、QUOカードの金額が、1年で2倍、3年で4倍になるランクアップ特典です。

継続保有の条件

同一株主番号で9月末日基準の株主名簿に2回、もしくは4回以上連続して記載又は記録されていること。

システム情報の株主優待制度を利用した感想

QUOカード優待の使い方は3つです。

  • そのまま自分で使う:額面価格がそのままの利益
  • オークション等で転売する:額面価格の8割もしくは9割の利益
  • プレミア価値を待つ:額面価格の2倍~10倍

残念ながら、システム情報のQUOカードは、プレミア価値が付く可能性が低いです。

アイドルQUOカードなどになったら別ですが・・・・

よって、転売等の方法もありますが、自分で使うのが1番メリットあります。最近ではコンビニ以外に、本屋、ガソリンスタンド、ファミリーレストラン等でも利用できます。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

システム情報に配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

システム情報の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り6ヵ月と4日(188日)
逆日歩日数:1日

システム情報(3677)の基本情報

情報更新日:2023年2月10日

code 3677 優待内容 クオカード
業種 情報・通信業 上場市場 東証プライム
決算 9月 優待月 9月
本社 東京 上場年月日 2013年10月22日
単元株数 100 貸借区分 貸借
発行済株式数 23,672,000 企業のHP 優待詳細
優待の種類 金券

株価更新日:2024年2月6日

6日の終値株価 926円 最低投資額 92,600円
最低必要株数 100 継続保有 特典

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。

システム情報(3677)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日 株価 前日
貸借残
当日
貸借残
差分 出来高 確逆 最逆 品貸
日数
配当 規制
2023-09-27 763 0.0 -56,700 -56,700 363,700 3.0 6.4 3 19.0
2022-09-28 929 1,300 -10,900 -12,200 179,500 0.15 8.0 3 19.0
2021-09-28 1,005 2,000 0.0 -2,000 246,500 0.0 8.8 1 17.0
2020-09-28 1,411 35,500 46,800 11,300 523,300 1 16.0
2019-09-26 1,027 37,500 39,200 1,700 488,500 1 14.0
2018-09-25 1,595 14,100 16,500 2,400 195,900 3 18.0
2017-09-26 852 23,700 3,800 -19,900 106,600 3 15.0
2016-09-27 943 37,000 25,900 -11,100 49,700 3 22.0 注意
2014-09-25 1,336 21,800 21,700 -100 6,000 1 22.0

システム情報の最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク

    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。

  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク

    株主優待数は395、そのうち282銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    システム情報と同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、9月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意

    調査時点で規制情報はありませんが、過去に1度だけ規制が入った事があるので、少しだけ注意です。

    • 2016/09/27:0円 (3日)・・・注意

    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!

  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ○:株不足では低リスク

    発行済株数は23,672,000ですが、浮動株比率、貸借残比率などのバランスが良く、株不足に関しては、低リスクとデータが教えてくれています。

  5. システム情報の発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク

    今まで1度も逆日歩が発生したことがない、かなり貴重な銘柄です。

    • 2023/09/27:300円 (3日)
    • 2022/09/28:15円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意

    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。

    • 100株:約9万円
    • 1000株:約93万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲

    人気のQUOカード優待に加えて、継続保有で利回りアップ、逆日歩リスクが高まるので、ご注意です。

    優待価値は低いですが、『システム情報』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。

システム情報(3677)のクロス取引・株主優待まとめ

システム情報は人気のQUOカード優待です。

継続保有の縛りもなく、誰でも優待クロス取引で500円QUOカード貰えます。(100株クロスの場合)

でも、逆日歩がほとんど発生していません。これも9月末優待だからでしょうね。

ただし、1年以上継続保有しているとググーンと優待利回りアップします。

システム情報の今後を期待するなら、現物保有もアリでしょう。ただし、懸念材料も!!

それは、優待廃止のリスクです。QUOカード優待は、自社サービス優待と違って、企業負担が大きいです。儲かっているうちは良いですが、少しでも業績が傾いたら、まず最初に優待が廃止されるケースが多いです。

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